肺血栓塞栓症(PTE)
肺血栓塞栓症(PTE)は、おもに下肢静脈にできた塞栓子が血流にのって肺動脈を閉塞し、その結果、肺循環障害をきたすことによって起こり、さまざまな症状を起こす疾患です。
肺血栓塞栓症(PTE)は、おもに下肢静脈にできた塞栓子が血流にのって肺動脈を閉塞し、その結果、肺循環障害をきたすことによって起こり、さまざまな症状を起こす疾患です。
深部静脈血栓症は、深部静脈の中の血液が凝固して血栓ができ、深部静脈の内腔を塞いでしまった状態です。要因には、血流停滞、血管内障害、血液凝固能の亢進があります。
静脈には弁があり、血液が逆流するのを防いでいます。深部静脈を取り囲む筋肉は、静脈を圧迫して静脈内の血液を心臓のほうへ絞り出す手助けをしています。これを筋ポンプ作用と呼びます。
閉塞性動脈硬化症は慢性動脈閉塞症の1つで、動脈硬化や炎症によって四肢の動脈が狭窄・閉塞する疾患です。
急性動脈閉塞症は、動脈が急に詰まってしまう疾患です。おもな原因は、塞栓症(そくせんしょう)、血栓症、外傷などです。
大動脈が裂けると大動脈解離となります。50~70歳代に多くみられ、本態性高血圧が誘因となることが多いです。
大動脈瘤とは、大動脈の一部の壁が、全周性または局所性に拡大または突出した状態です。瘤ができる位置によって呼び名が変わります。
動脈硬化とは、加齢とともに血管壁が厚く・硬くなった血管内にコレステロールや脂肪が蓄積し、部分的に狭くなることで血管のポンプ機能がはたらかなくなる状態をいいます。
心不全のような慢性疾患では、最大薬物治療でも入退院を繰り返す状態の場合、予後に関する見通しや終末期について説明し、今後の治療について意思確認が必要となります。
心不全は常に増悪のリスクがあるため、症状が落ち着き、急性期を脱した後も、バイタルサインや症状・病態の変化を継続して観察します。
急性期の患者さんは、呼吸困難、胸部不快などをはじめとする症状、病状や死への不安、動作制限による苦痛など、さまざまなストレスにさらされています。そのような状態に配慮して患者さんへ介入しなければなりません。
心不全の悪化を最小限におさえ、予後をよくするために、症状の進行や程度に合わせて、薬物療法だけでなく非薬物療法を組み合わせて治療を行います。
心不全で入院が必要となる患者さんの多くは、どの病期にあっても、息苦しい、ゼイゼイした呼吸をしている、手足が冷たい、チアノーゼがあるなどの急性心不全症状があります。
心不全治療の基本は ①心不全自体の治療、②心不全に影響のある疾患(原因疾患・併存疾患)の治療、の2本柱で行います。