MRI検査
MRI検査では、1回の検査で心機能、心筋血流、心筋生存能の評価、冠動脈の描出が可能です。梗塞や線維化などの心筋性状や心筋血流、壁運動、また冠動脈の高度石灰化病変の内腔も描出することができます。
MRI検査では、1回の検査で心機能、心筋血流、心筋生存能の評価、冠動脈の描出が可能です。梗塞や線維化などの心筋性状や心筋血流、壁運動、また冠動脈の高度石灰化病変の内腔も描出することができます。
CT検査は、大動脈疾患、冠動脈の評価、心筋評価、先天性心疾患、閉塞性動脈硬化症、肺血栓塞栓症、深部静脈血栓症の診断に有用です。
心筋シンチグラフィは、心筋虚血や心筋生存能を評価し、虚血性心疾患や心臓サルコイドーシスの診断を行います。被曝を伴いますが、腎機能障害のある患者さんでも使用できる利点があります。
下肢エコー検査は、下肢の動脈または静脈の血管形態や血流動態を、視覚的に観察する非侵襲的な検査です。頸動脈エコー検査は、脳梗塞や脳塞栓などの脳血管疾患の原因を調べます。
心エコー検査(心臓超音波検査)で、心臓の動きや形態などの内部構造を調べることができます。心エコー検査の観察方法には、経胸壁心エコー(TTE1)と経食道心エコー(TEE)の2種類があります。
運動負荷心電図は、運動により心筋の酸素需要を増大させて虚血状態を誘発し、心電図でSTの変化や不整脈の出現を観察します。
ホルター心電図は、24時間の生活のなかで、不整脈の検出と心筋虚血の有無を確認するために行います 。
心電図は、心臓の電気信号を身体の表面からみたものです。各波形の意味を理解することで、心臓の解剖生理にもとづいた心電図の理解につながります。
肺の聴診の目的には、呼吸音の聴取と異常心音の聴取があります。前胸部では心音のほかに呼吸音を、背部では呼吸音を聴取するようにします。
環器疾患の患者さんのフィジカルアセスメントで大切なことは、「聞(聴)き逃さない」「見逃さない」ことです。患者さんの訴えや全身の症状を見逃すことなく、観察しましょう。
リンパ浮腫は、一次性(先天性、原因不明)と二次性(術後、感染)に分かれます。大部分は二次性で、片側性の浮腫であることがほとんどです。
リンパ節は、表在リンパ節と深部リンパ節に分けられ、表在リンパ節は皮膚の直下に存在し、全身に分布しています。特に頸部、腋窩、鼠径部に集中がみられます。
肺血栓塞栓症(PTE)は、おもに下肢静脈にできた塞栓子が血流にのって肺動脈を閉塞し、その結果、肺循環障害をきたすことによって起こり、さまざまな症状を起こす疾患です。
深部静脈血栓症は、深部静脈の中の血液が凝固して血栓ができ、深部静脈の内腔を塞いでしまった状態です。要因には、血流停滞、血管内障害、血液凝固能の亢進があります。
静脈には弁があり、血液が逆流するのを防いでいます。深部静脈を取り囲む筋肉は、静脈を圧迫して静脈内の血液を心臓のほうへ絞り出す手助けをしています。これを筋ポンプ作用と呼びます。
閉塞性動脈硬化症は慢性動脈閉塞症の1つで、動脈硬化や炎症によって四肢の動脈が狭窄・閉塞する疾患です。
急性動脈閉塞症は、動脈が急に詰まってしまう疾患です。おもな原因は、塞栓症(そくせんしょう)、血栓症、外傷などです。
大動脈が裂けると大動脈解離となります。50~70歳代に多くみられ、本態性高血圧が誘因となることが多いです。
大動脈瘤とは、大動脈の一部の壁が、全周性または局所性に拡大または突出した状態です。瘤ができる位置によって呼び名が変わります。
動脈硬化とは、加齢とともに血管壁が厚く・硬くなった血管内にコレステロールや脂肪が蓄積し、部分的に狭くなることで血管のポンプ機能がはたらかなくなる状態をいいます。