患者によって体位変換の間隔を変えるのはなぜ?|体位変換

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は体位変換に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

患者によって体位変換の間隔を変えるのはなぜ?

30分間同じ姿勢でいただけで皮膚が赤くなってしまう患者もいれば、頻回な体位変換で不眠や苦痛を訴える患者もいます。患者の状態は一様ではないため、それぞれに合った体位変換の間隔を考える必要があります。

 

一般的には、体位変換は2 時間以内に行うのが原則ですが、一律に何時間おきと決めずに、患者の状態によって判断するべきです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2016年3月刊行/ サイオ出版

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