体位変換の時、患者に声をかけるのはなぜ?|体位変換

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は体位変換に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

体位変換のとき、患者に声をかけるのはなぜ?

まれですが、急激に身体の向きを変えることで心臓の位置が変わり、循環動態に変化が生じることもあるからです。

 

まず、患者に体位変換の同意を得ます。次に、「これから、体の向きを変えますよ」と声をかけて、患者に心構えをしてもらうことが必要です。意識のない患者であっても、必ず声をかけてから体位変換を行います。

 

体位変換時に患者に声をかけるもう1つの理由は、患者に協力を求めるためです。

 

看護師が全介助してしまうと、患者は残存機能を低下させることにつながりかねません。何ができて何ができないかをきちんとアセスメントを行い、できる動作に関しては患者の協力を求めるようにします。

 

※編集部注※

当記事は、2020年2月28日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2024年7月刊行/ サイオ出版

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