2019/10/29 のクイズ
◆薬の問題◆循環器科でよく使われる薬の説明として正しいものはどれでしょうか?
- 1. ジゴキシン製剤は、服用中に悪心・嘔吐が見られればジゴキシン中毒を疑う。
- 2. アミオダロン塩酸塩のアンカロン®注は、生理食塩液で溶解する。
- 3. ベラパミル塩酸塩のワソラン®注は、急速に静脈内投与する。
- 4. エドキサバントシル酸塩水和物のリクシアナ®は、服用中に手術が必要となった場合、48時間休薬する必要がある。
挑戦者7882人 正解率61%
- 1. ジゴキシン製剤は、服用中に悪心・嘔吐が見られればジゴキシン中毒を疑う。
-
正解
正解です。ジゴキシンは心不全や心房細動に用いられる薬剤です。ジゴキシン中毒の症状として不整脈、消化器症状(悪心・嘔吐)、視覚異常、めまい、頭痛、失見当識があります。過量摂取が原因となりますが、カリウムの減少はジゴキシンの作用を強めてしまうため、低カリウム血症ではジゴキシン中毒が生じやすいとされています。
- 2. アミオダロン塩酸塩のアンカロン®注は、生理食塩液で溶解する。
-
不正解
アミオダロン塩酸塩のアンカロン®注は、不整脈治療薬です。生理食塩液と配合すると沈殿が生じるため、生理食塩液ではなく5%ブドウ糖液で溶解します。
- 3. ベラパミル塩酸塩のワソラン®注は、急速に静脈内投与する。
-
不正解
ベラパミル塩酸塩のワソラン®注は、発作性上室性頻脈に用いられる薬剤です。血圧低下、洞停止、房室ブロック、徐脈などの副作用を生じやすいため、急速ではなく5分以上かけて徐々に静脈内に投与します。
- 4. エドキサバントシル酸塩水和物のリクシアナ®は、服用中に手術が必要となった場合、48時間休薬する必要がある。
-
不正解
エドキサバントシル酸塩水和物のリクシアナ®は、静脈血栓塞栓症の治療などに用いられる抗凝固薬です。服用中に手術が必要となった場合、48時間ではなく24時間休薬する必要があります。
引用参考文献など
1)赤木晋介.これは危険!強すぎる作用に注意したいハイリスク薬 ①抗不整脈.エキスパートナース.34(9),2018,29-31.
2)菅野浩.これは危険!強すぎる作用に注意したいハイリスク薬 ③抗凝固薬.エキスパートナース.34(9),2018,38 -40.
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