2019/10/24 のクイズ
- 1. 子どもの恐怖心が助長されないように「大丈夫だよ」などの声掛けを行い、信頼関係を構築する。
- 2. おねしょや指しゃぶりなどが見られる場合、すぐに年齢に応じた成長段階になるよう対策を講じる。
- 3. 子どもが入院する際には親に付き添いを依頼する。
- 4. 子どもの治療に積極的な親であれば、虐待の可能性は低いと判断できる。
挑戦者8565人 正解率91%
- 1. 子どもの恐怖心が助長されないように「大丈夫だよ」などの声掛けを行い、信頼関係を構築する。
-
正解
虐待を疑われる子どもは、虐待行為に恐怖を感じ、また、病院という見知らぬ環境にも恐怖を感じています。このような場合は、「大丈夫だよ」と言葉に出して伝え、児の心のよりどころを速やかに構築する必要があります。
- 2. おねしょや指しゃぶりなどが見られる場合、すぐに年齢に応じた成長段階になるよう対策を講じる。
-
不正解
虐待は子どもの全身的な成長を停滞させます。しかし、おねしょや指しゃぶりなど、赤ちゃん返りが見られる子どもであっても無理にはやめさせず、まずは安心できる環境を作ることが大切です。
なお、虐待が疑われる子どものアセスメントでは、負傷箇所の観察のみならず、栄養不良の有無、精神面の様子も含めた成長発達の状態をとらえる必要があります。 - 3. 子どもが入院する際には親に付き添いを依頼する。
-
不正解
虐待が疑われる子どもが入院する際は、親には付き添いを依頼しません。虐待が疑われる子どもを危険から保護するために入院させることが原則です。身体症状のみならず、精神的な治療も考慮されるため、親子を分離させた上で、症状の軽快をみる必要があります。
- 4. 子どもの治療に積極的な親であれば、虐待の可能性は低いと判断できる。
-
不正解
子どもの治療に積極的な親であっても、虐待の一つである代理ミュンヒハウゼン症候群の可能性があります。代理ミュンヒハウゼン症候群とは、親が子どもを病気や障害に仕立てて、診療や治療を受けさせるなど、かいがいしく面倒を見ることにより自らの心の安定を図るものです。一見、熱心な親に見えますが、「何かおかしい」と感じた時点で師長や医師に相談し、児童相談所などへ報告するといった対策を講じることが必要です。
引用参考文献など
1)小川厚.子ども虐待診療手引き第2版.救急医学臨時増刊.42(10),2018,1402-1405.
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