2019/02/14 のクイズ
- 1. 杖の支柱を外果に当てて歩行するように指導する。
- 2. 患者さんに肘関節を伸展してもらった状態で、握り手の位置が腸骨の高さになるように指導する。
- 3. 腋窩当ては、腋窩から3横指下になるように指導する。
- 4. 階段を上るときは、患側下肢から上るように指導する。
挑戦者5295人 正解率67%
松葉杖を初めて使用する患者さんには、安全な歩き方である3点歩行(杖、患側足、健側足)を説明するとよいでしょう。患者さんの生活背景を考慮し、危険性を把握したうえで、無理をしないように指導しましょう。また、握り手の位置など、松葉杖の調整についても説明し、患者さんが理解できるようになるとより安全に使用できるようになります。
- 1. 杖の支柱を外果に当てて歩行するように指導する。
-
不正解
歩行時は、杖の支柱を外果に当てるのではなく、杖の先端を足先から約15cm前方の位置に置くように指導しましょう。支持基底面が広く取れることからバランスが取れ、体が安定します。
- 2. 患者さんに肘関節を伸展してもらった状態で、握り手の位置が腸骨の高さになるように指導する。
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不正解
松葉杖の握り手の高さは、腕を約30度屈曲する位置にすると、力が入りやすくなります。そのため、肘関節は伸展させず、握り手の位置は大転子の高さにするとよいでしょう。
- 3. 腋窩当ては、腋窩から3横指下になるように指導する。
-
正解
選択肢のように、腋窩当ては腋窩から3横指下にします。腋窩当てを腋窩に直接当ててしまうと、橈骨神経の圧迫、損傷につながる可能性があります。
- 4. 階段を上るときは、患側下肢から上るように指導する。
-
不正解
階段を上るときは患側下肢ではなく、健側下肢から登るようにします。患側下肢で体を持ち上げることは難しく、バランスも崩しやすくなります。
引用参考文献など
1)松本守雄ほか.歩行補助具(杖).ナースのためのやさしくわかる整形外科.ナツメ社,2016,300-301.
2)安藤恵ほか.独立行政法人労働者健康安全機構関西労災病院看護部編.第2章 整形外科特有の看護.はじめての整形外科看護.メディカ出版,2016,43-45.
3)山川隆.松葉杖・杖歩行.整形外科看護2014春季増刊.2015,221-230.
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