2017/06/19 のクイズ
- 1. 過度な洗浄による皮膚障害
- 2. 座位による褥瘡
- 3. オムツ皮膚炎
- 4. 皮膚真菌感染症
挑戦者4543人 正解率53%
- 1. 過度な洗浄による皮膚障害
-
不正解
排泄ごとに洗浄を行うことは皮膚のバリア機能が低下し、二次的皮膚障害を起こす要因となるため避ける必要があります。しかし、この患者さんの皮膚障害は、陰のうと両鼠径部に限局しており、下痢症状が落ち着いた後も皮膚障害が改善しないことから、洗浄が直接の原因ではないと考えられます。
- 2. 座位による褥瘡
-
不正解
褥瘡の好発部位は骨突出部であり、殿部周辺であれば仙骨部、尾骨部、坐骨部です。座位で発生する褥瘡の場合は、尾骨部、坐骨部が多くなります。しかし、この患者さんの皮膚障害は陰のうと両鼠径部であり、骨突出部ではないため、褥瘡ではありません。
- 3. オムツ皮膚炎
-
不正解
オムツ皮膚炎は接触性皮膚炎です。オムツで覆われた部位の皮膚炎で、オムツの接触面に一致して広範囲に紅斑を認めます。オムツの着用そのものやオムツの材質での物理的な刺激による皮膚炎など、多因子が原因の皮膚炎と考えられています。オムツが接触する部位に皮膚障害が発生しますが、この患者さんの場合は、陰のうと両鼠径部に皮膚障害が限局しており、オムツ皮膚炎ではありません。
- 4. 皮膚真菌感染症
-
正解
オムツ部に生じる皮膚真菌症は、白癬とカンジダ症です。白癬は鱗屑、紅斑、丘疹、小水疱が病変の辺縁に環状に並びます。カンジダ症は鼠径部や陰股部など、皮膚と皮膚が重なる温度と湿度の高い部位に発生します。紅斑、びらん、膜様の鱗屑を生じ、周囲に小紅斑や小膿疱などを伴います。
この患者さんの皮膚障害は、発生部位と臨床症状から皮膚真菌症と考えられます。便失禁による肛門周囲のびらんは下痢症状が落ち着くと改善しましたが、尿失禁もあり、尿とりパッドが使用され、常に陰のうや鼠径部は浸軟状態になっています。そして排尿後のオムツ内部は温度、湿度ともに真菌の繁殖に最適な環境であり、皮膚真菌症が発生したと考えられます。
引用参考文献など
1)田中秀子.事例でわかる皮膚・排泄ケア:創傷・オストミー・失禁.日本看護協会出版会.2010,214p.
2)常澤祐一郎.おむつ部の皮膚真菌感染症.WOC Nursing.3(11),医学出版,2015,7-14.
3)松原恵みほか.褥瘡ケアのプロになる:看護の技とおむつケア.医学と看護社,2012,117p.
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