2019/01/12 のクイズ
- 1. 入院当日は手関節までシーネ固定を行い、末梢の循環不全や知覚鈍麻の出現に注意した。
- 2. 翌日には接合術を終え、麻酔の副作用もなく経過良好であることが確認されたので、食事の摂取が開始されることになった。初回は必ず仰臥位で食事介助とした。
- 3. 退院から抜釘術までの間、ギプス装着時の自宅での生活指導として、入浴や外での遊びに制限はないが、ギプスの破損・汚染などには注意が必要であると伝えた。
- 4. 患者さんは6歳だが、入院前から退院指導などの説明を親だけでなく、本人にも説明する必要がある。
挑戦者4012人 正解率75%
- 1. 入院当日は手関節までシーネ固定を行い、末梢の循環不全や知覚鈍麻の出現に注意した。
-
不正解
上腕骨顆上骨折は、小児の骨折の中でも発生率の高い骨折です。手術まではなるべく骨折部位を動かさないよう、シーネ固定を行うことが必要です。なお、上腕骨顆には、手指の伸展腱群の付着があり、回内や回外などの動きで転位(本来の位置からずれること)が生じやすいです。そのため、転位の予防として手関節までを含めた固定を行います。
また、上腕骨顆上骨折などによって末梢の血流不全(循環不全)が起こり、知覚鈍麻が現れることを「フォルクマン拘縮」と言います。この患者さんの場合も、フォルクマン拘縮の症状が見られないか観察する必要があります。進行すると手指が動かなくなり、重症例では、手指すべてがワシの爪のように変形し、しびれなどの神経障害が残ります。 - 2. 翌日には接合術を終え、麻酔の副作用もなく経過良好であることが確認されたので、食事の摂取が開始されることになった。初回は必ず仰臥位で食事介助とした。
-
正解
上腕骨顆上骨折で経過良好であれば、食事制限や安静度の制限はないと考えられます。その場合、早期離床の観点から、仰臥位ではなく、座位で食事を取らせます。また、必ずしも食事介助は必要となりません。
- 3. 退院から抜釘術までの間、ギプス装着時の自宅での生活指導として、入浴や外での遊びに制限はないが、ギプスの破損・汚染などには注意が必要であると伝えた。
-
不正解
退院後の自宅でのギプス装着時の生活指導では、選択肢のように入浴や遊びなど、日常生活動作で何をやってはいけないか、どのような注意・制限があるかを具体的に伝えることが必要です。
- 4. 患者さんは6歳だが、入院前から退院指導などの説明を親だけでなく、本人にも説明する必要がある。
-
不正解
患者さんが子どもであっても、それぞれの成長発達に合った説明を行うことが必要です。今回の場合は、人形やイラストを使って説明をすることで、子どもの理解を深めることができます。
引用参考文献など
1)井上信明.四肢外傷~特にその応急処置~.内科医・小児科研修医のための小児救急治療ガイドライン 改訂第3版.市川光太郎編.診断と治療社,2017,400-405.
2)田代裕子.牽引中の子どもの看護.整形外科看護.2016,21(11),95-99.
3)上新淑文.上腕骨顆上骨折(小児).整形外科看護.2017,22(6),14-19.
4)梅澤俊彦ほか.運動器:上肢.カラー図解人体の正常構造と機能.第2版,坂井建雄ほか編.日本医事新報社,2012.776-793.
このクイズに関連する記事
いま読まれている記事
掲示板でいま話題
アンケート受付中
他の本音アンケートを見る今日の看護クイズ
本日の問題
◆小児の問題◆新生児に対する正しい胸骨圧迫の方法はどれでしょうか?
- 両手の手掌で胸部を押す
- 片手の手掌で胸部を強く押し込む
- 両手の親指で胸部を押す
- 人差し指と中指で腹部を押す
8593人が挑戦!
解答してポイントをGETナースの給料明細
のん2年目 / 病棟 / 福岡県
令和7
12
18
| ¥ 194,100 | ¥ 0 | ¥ 55,000 | |
| ¥ 5,000 | ¥ 0 | ¥ 31,900 | |
| 5回 | 2交代制 | 0時間 | |
| ¥ 286,000 | ¥ 580,000 | ¥ 4,012,000 | |
M2年目 / 病棟 / 東京都
令和7
09
20
| ¥ 250,000 | ¥ 31,000 | ¥ 70,000 | |
| ¥ 0 | ¥ 0 | ¥ 79,000 | |
| 6回 | 2交代制 | 12時間 | |
| ¥ 430,000 | ¥ 840,000 | ¥ 6,000,000 | |
9099人の年収・手当公開中!
給料明細を検索
