2018/11/03 のクイズ
28歳、妊娠40週の1回経産婦Aさん。里帰り出産のため、妊娠30週より大学病院にて妊婦健診を受診し、妊娠経過は順調でした。
午前11時に規則的な子宮収縮を主訴に来院し、午後2時、破水後に急速に分娩が進行して経腟分娩に至りました。児は3,500gの女児です。胎盤娩出直後から500mLを超える出血が持続し、子宮底は臍上に柔らかく触れています。胎盤の欠損部位はなく、会陰裂傷部位からの出血は少量でした。Aさんの胎盤娩出直後のバイタルサインは血圧100/70mmHg、心拍数100回/min、呼吸数18回/minでした。このAさんに対してまず行うべき看護援助は、以下のうちどれでしょうか?
午前11時に規則的な子宮収縮を主訴に来院し、午後2時、破水後に急速に分娩が進行して経腟分娩に至りました。児は3,500gの女児です。胎盤娩出直後から500mLを超える出血が持続し、子宮底は臍上に柔らかく触れています。胎盤の欠損部位はなく、会陰裂傷部位からの出血は少量でした。Aさんの胎盤娩出直後のバイタルサインは血圧100/70mmHg、心拍数100回/min、呼吸数18回/minでした。このAさんに対してまず行うべき看護援助は、以下のうちどれでしょうか?
- 1. 人員確保
- 2. 全身清拭
- 3. 体温測定
- 4. 母子早期接触
挑戦者3585人 正解率42%
Aさんのバイタルサインから、ショックインデックス(心拍数÷収縮期血圧)は1.0のため、1,500mL以上の出血が予測されます(『産科危機的出血への対応指針 2017』より)。この出血の原因は、会陰切開部からの出血が少量であることや、胎盤の欠損部位はないということで、胎盤遺残所見がないと判断できることから、分娩時の出血の主な原因である、4T(Tone:子宮収縮不良、Trauma:外傷〈会陰裂傷など〉、Tissue:組織〈胎盤遺残など〉、Thrombin:血液凝固異常)の中の「子宮収縮不良」が原因であることが予測されます。
分娩時の多量出血に遭遇した場合、まず行うべきことは、看護援助を行う人員の確保です。急速輸液および輸血に備えて18G以上の太いゲージの静脈留置針を留置し、子宮収縮薬および輸液投与の準備を行います。
- 1. 人員確保
- 正解
- 2. 全身清拭
- 不正解
- 3. 体温測定
- 不正解
- 4. 母子早期接触
- 不正解
引用参考文献など
1)日本産科婦人科学会ほか.産科危機的出血への対応指針 2017.(2018年5月閲覧)
このクイズに関連する記事
いま読まれている記事
掲示板でいま話題
今日の看護クイズ
本日の問題
◆腎・泌尿器の問題◆血液透析のためのシャントの観察を行った際に、正常なものはどれでしょうか?
- スリル(振動)がある
- シャント周囲に赤みがある
- シャントにくびれがある
- 熱感がある
6111人が挑戦!
解答してポイントをGET

