2018/08/25 のクイズ
77歳男性。2週間前から咳が出始め、市販の風邪薬を服用していますが改善せず、ここ2~3日で37℃前後の微熱も出現し、食欲もないため外来を受診しました。喀痰検査を実施したところ、抗酸菌塗抹検査で2+(ガフキー5号)という結果で入院することとなりました。入院時の対応として正しいのは、次のうちどれでしょうか?
- 1. 患者さんは肺炎のため、大部屋に入院とした。
- 2. 患者さんは結核のため、すぐに結核病棟へ入院とした。
- 3. 患者さんは結核の疑いがあるが、まだはっきりしていないため、ひとまず大部屋に入院とした。
- 4. 患者さんは結核の疑いがあるため、陰圧個室に入院とした。
挑戦者4250人 正解率78%
この患者さんのように、「抗酸菌塗抹検査で2+」で結核の疑い(しかも排菌している状態)がある場合は、疑った時点で速やかに隔離する必要があります。しかし、抗酸菌塗抹検査では、結核を含めた抗酸菌感染症の有無を確認しますが、結核かどうかの診断まではできません。そのため、すぐに結核病棟に入院させるという選択肢2は不正解となります。また、結核を疑った場合には、大部屋ではなく個室に入院する必要があります。そのため、選択肢3も不正解となります。また、結核は空気感染であるため、患者さんを陰圧管理ができる個室に収容します。
- 1. 患者さんは肺炎のため、大部屋に入院とした。
- 不正解
- 2. 患者さんは結核のため、すぐに結核病棟へ入院とした。
- 不正解
- 3. 患者さんは結核の疑いがあるが、まだはっきりしていないため、ひとまず大部屋に入院とした。
- 不正解
- 4. 患者さんは結核の疑いがあるため、陰圧個室に入院とした。
- 正解
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