2017/04/20 のクイズ
採血の手技について、誤っているものはどれでしょうか?
- 1. 真空採血の場合、凝固しても問題がないものから採血する。
- 2. 真空採血管の採血が止まったら、駆血帯を外した後、採血管をホルダから外す。
- 3. 持続点滴中は点滴をしている腕で採血を行わない。
- 4. 麻痺がある患者さんは麻痺側での採血は避けることが望ましい。
挑戦者2288人 正解率56%
- 1. 真空採血の場合、凝固しても問題がないものから採血する。
-
不正解
採血管には抗凝固剤入りの採血管と、抗凝固剤なしの採血管があります。凝固検査の採血管には、液体のクエン酸が含まれています。液体であるクエン酸が入った真空採血管は、真空圧がほかの採血管より低いことがあります。そのため、凝固検査を先に行うと、針などの死腔があることから、必要な採血量が取れないことがあるため、2番目以降に行います。また、針で皮膚を穿刺すると、組織間液が混ざり、凝固活性を上げることになり、検査値に影響します。
- 2. 真空採血管の採血が止まったら、駆血帯を外した後、採血管をホルダから外す。
-
正解
真空採血管をホルダ内に挿入した状態で駆血帯を外すと、急激に静脈内圧が低下し、真空採血管内の血液が血管内に逆流するリスクがあります。採血管をホルダから外してから、駆血帯を外しましょう。
- 3. 持続点滴中は点滴をしている腕で採血を行わない。
-
不正解
持続点滴が静脈に入っている状態で、同側で採血を行うと、血液が薄まり、点滴の成分が採血されるために正確な値が出ません。必ず対側から採血を行いましょう。
- 4. 麻痺がある患者さんは麻痺側での採血は避けることが望ましい。
-
不正解
麻痺側の感覚が低下していると痛みや神経症状、血行障害に気が付きにくいため、採血は避けることが望ましいです。
引用参考文献など
1)濱田より子ほか.坂本すがほか監.静脈血採血(真空管採血).完全版 ビジュアル臨床看護技術ガイド.照林社,2015,80-88.
2) 川西千恵美監.もっと知りたい!看護手技の「ここが変わった」.エキスパートナース.30(1),2014,28.
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