2018/06/20 のクイズ

以下は、新生児の急変時の介助についての説明文です。最も適切でない介助はどれでしょうか?
  1. 1. 体温低下を防ぐために室温を上げておく。
  2. 2. 心拍呼吸モニターの準備、装着を行う。
  3. 3. 気管挿管前に全身状態を安定させる際のマスクは、大きめのものを使用する。
  4. 4. 気管挿管時に使用する気管内チューブは数本準備する。

挑戦者4457人 正解率81%

1. 体温低下を防ぐために室温を上げておく。
不正解

新生児の場合、体温調整機能が未熟であり、気温の影響を受けやすい状況です。特に、急変時など、保育器内での処置が難しく、開放して行う場合は、室温を上げるなどの調整が必要です。また、たとえ急変時でなくても、低出生体重児の場合、保育器などの温度を上げるなど調整が必要となります。

2. 心拍呼吸モニターの準備、装着を行う。
不正解

モニタリングは必須です。アラーム設定やトレンドなどの観察も必要です。しかし、モニターにとらわれるのではなく、子どもの顔色、体動などの確認も怠らないようにすることが大切です。

3. 気管挿管前に全身状態を安定させる際のマスクは、大きめのものを使用する。
正解

気管挿管前に全身状態を安定させる際に使用するマスクは、鼻と口を覆い、眼にかからないサイズを選択します。大き過ぎるとリークが多くなり、眼球を損傷する恐れがあるためです。児に合ったマスクを使用することが大切です。

4. 気管挿管時に使用する気管内チューブは数本準備する。
不正解

新生児の場合、在胎週数や体重別に気管チューブの太さを選定しますが、気管の浮腫などの状況により、事前に医師と確認していても、挿入するはずのサイズが挿入できなかったりする場合があるため、ワンサイズ小さめ、大きめのものなど、数本準備することが必要です。また、急変時にすぐ使用できるよう、救急カートを普段から準備していることが大切です。

引用参考文献など

1)池上紀子ほか.気管内挿管.こどもケア.7(2),2012,44-48.

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