2018/07/04 のクイズ
- 1. いきなり口腔内のケアを実施するのではなく、声を掛けながら腕や肩などから触れていく。
- 2. 頬や口唇をマッサージして、リラクセーションを図る。
- 3. う蝕や口内炎など、口腔内に痛みや不快感の原因となる症状がないかどうか観察する。
- 4. 口腔に触れることができるようになったら、磨きやすい前歯部から臼歯部(奥歯)へ歯ブラシを移動させ、ブラッシングをする。
挑戦者4503人 正解率42%
認知症患者さんが口腔ケアを拒否し、開口が得られにくくなる原因には、認知機能の障害によって意思疎通が不可能な場合と、意思疎通が可能でも患者さんの明確な意思による場合が考えられます。特に認知症患者さんは、口腔ケアを認識できなかったり口腔ケアへの不安が強かったりすることから、口腔ケアを拒否する場合もあります。また、恥ずかしさや不快な記憶、痛みがあるときにも拒否反応を示します。安心してケアを受け入れてもらうためには、患者さんとの信頼関係を築くことが重要で、心地良いと感じてもらえる口腔ケアの実践に努めましょう。
- 1. いきなり口腔内のケアを実施するのではなく、声を掛けながら腕や肩などから触れていく。
-
不正解
患者さんに声を掛けながら腕や肩など、口腔から遠い部分より触れていき、患者さんが落ち着いたら、頬→口唇→口腔内へと順番に触れていくと良いでしょう。
- 2. 頬や口唇をマッサージして、リラクセーションを図る。
-
不正解
開口が得られない場合は、患者さんの頬や口唇など、苦痛を感じない程度でマッサージを行うと、リラクセーションにつながり、開口が得られることがあります。
- 3. う蝕や口内炎など、口腔内に痛みや不快感の原因となる症状がないかどうか観察する。
-
不正解
口腔内に歯科的な問題があることで開口を拒否していることもあるので、患者さんの負担にならないよう可能な範囲でしっかりと口腔内を観察しましょう。痛みがある様子が観察されたり、歯科的問題を発見したりした場合は歯科に対応を依頼しましょう。
- 4. 口腔に触れることができるようになったら、磨きやすい前歯部から臼歯部(奥歯)へ歯ブラシを移動させ、ブラッシングをする。
-
正解
ブラッシングは口腔では感覚の鈍い臼歯部(奥歯)から始め、前歯部に移ると受け入れられやすいといわれています1)。
引用参考文献など
1)山口朱見.寝たきりや拘縮で摂食・口腔ケアが困難な患者.エキスパートナース.29(14),2013,100-106.
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