2018/01/23 のクイズ
- 1. 心血管系の合併症のリスクが上昇する。
- 2. 出血量が低下する。
- 3. 麻酔薬の作用が延長する。
- 4. 術後感染のリスクが上昇する。
挑戦者5940人 正解率50%
- 1. 心血管系の合併症のリスクが上昇する。
-
不正解
低体温に陥ると、アドレナリン分泌が上昇し、心筋虚血の頻度が増加したり、寒冷利尿に伴う循環血液量が減少したり、カリウムの尿中排泄の結果、低カリウム血症を来し不整脈が誘発されやすい状況になります。
- 2. 出血量が低下する。
-
正解
低体温により血小板の形態が変化し、肝臓や脾臓に捕捉されることによって血小板が減少してきます。それと共に機能も低下するため、止血が抑制されます。その他には血液凝固を果たすフィブリノゲンの産生も抑制されるなど、凝固機能が抑制されるため易出血傾向となります。
- 3. 麻酔薬の作用が延長する。
-
不正解
体温が低下すると、腎臓や肝臓の血流障害に伴う代謝排泄能が低下することなどにより、術中に使用する筋弛緩薬や麻酔薬の作用が遷延するとされています。筋弛緩に関しては、中枢温が1度低下するごとに20%の収縮低下が見られ、筋弛緩作用を増加させます。また、吸入麻酔薬を併用する場合には、血中から筋肉へ溶解する溶解度も増加するため、麻酔から回復する時間が遷延することとなります。
- 4. 術後感染のリスクが上昇する。
-
不正解
術中に低体温(36℃以下)になると血管収縮が起こり、皮膚や皮下組織への酸素供給が低下するとともに、好中球の貪食作用が低下するため、手術創感染(Surgical Site Infection;SSI)の可能性が高くなることが指摘されています2)。そのため、室温調整を心がける必要性があります。
引用参考文献など
1)福島亮治ほか.ERASとは何か.臨床外科.69(11),2015,10-14.
2)宇佐美知里.集中ケアにおける体温管理:看護サイドからみた体温管理.ICUとCCU.38(7),2014,p481-490.
3)日本手術医学会.手術医療の実践ガイドライン(改訂版).2013.(2017年11月閲覧)
4)高木俊一.特殊な状態・病態におけるロクロニウムの使い方と留意点—電解質異常,体温変化および注意すべき薬物,集中治療室における使用法—.日本臨床麻酔科学会誌.28(5),2008,p873-883.
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