2017/11/03 のクイズ
- 1. 看護師は正面から介助者の脇を抱え、自分の両足で療養者の両膝を挟んで介助した。
- 2. 安全のため、看護師のタイミングで介助した。
- 3. 療養者の後方から腋窩を支え、介助した。
- 4. 畳の上に、滑り止めマットを使用した。
挑戦者3922人 正解率71%
脳梗塞後の左片麻痺の後遺症がある療養者のAさん。Aさんは、畳を敷いた和室に介護用ベッドを設置しています。Aさんがベッドから立ち上がる際に、看護師の介助として最も適切なものは、次のうちどれでしょうか?
- 1. 看護師は正面から介助者の脇を抱え、自分の両足で療養者の両膝を挟んで介助した。
-
不正解
療養者の足を看護師の両足で挟み込んで介助を行うと、療養者がバランスを崩して膝折れをしたり、足が滑り転倒してしまう危険性が高まります。そのため、看護師は療養者の正面に立ち、療養者の後遺症のある側の足を支えて介助を行います。Aさんの場合、左片麻痺の後遺症のため、Aさんの左膝頭(前方)に看護師の右膝頭を当て、Aさんの左膝の脇(外側)にしっかりと看護師の左足を合わせます。Aさんの腰を支え、ずれないように膝を支点にしてAさんをゆっくり前かがみになるように倒していき、支えている腰を斜め上に押し上げて立ち上がりの介助をします。こうすることで、療養者の足が滑らず、膝折れを防ぐことができます。
- 2. 安全のため、看護師のタイミングで介助した。
-
不正解
介助は、療養者のタイミングで実施しなければなりません。看護師が介助するタイミングと療養者が力を入れるタイミングを合わせる必要があります。看護師の一方的な介助は患者を不安にさせ、また療養者の自立の妨げにもなります。
- 3. 療養者の後方から腋窩を支え、介助した。
-
不正解
療養者の表情、状態を把握するために前方から介助します。
- 4. 畳の上に、滑り止めマットを使用した。
-
正解
Aさんは、畳を敷いた和室にベッドを設置しているということから、立ち上がり動作を行う際、畳の目の方向によっては、足が滑って危険なため、滑り止めマットを敷いて対応します。したがって、この選択肢が正解です。
引用参考文献など
1)平原優美.移動・移乗に関する在宅看護技術.系統看護学講座:統合分野:在宅看護論.医学書院,2013,160-169.
2)林 静子.体位変換.根拠と事故防止からみた基礎・臨床看護技術.医学書院, 2014,164-166.
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