2017/08/10 のクイズ
受付事務員から、「女性の患者さんが腹痛を訴えている」と報告がありました。患者さんのもとに駆けつけると、顔面蒼白で、冷や汗をかき、腹部を抱えて前屈姿勢で「痛い」とうなり声を上げてガタガタと震えています。左上肢に触れると、じっとりとした汗をかいており、脈拍の触れが弱いことに気付きました。この患者さんに見られる次の症状の中で、「ショックの5徴」に当てはまらないものはどれでしょうか?
- 1. 顔面蒼白
- 2. 冷汗
- 3. 発熱
- 4. 脈拍の触れが弱い
挑戦者3923人 正解率88%
「ショックの5徴(5P)」とは、ショック時に見られる共通の症状である、「蒼白(pallor)」「虚脱(prostration)」「冷汗(perspiration)」「脈拍触知不能(pulseless)」「呼吸不全(pulmonary insufficiency)」のことをいいます。すべてのショック患者さんに、すべての徴候が表れるわけではありませんが、ショックの5徴のような、特徴的な症状が見られた場合は、この後、急激な血液循環障害により、重要臓器の機能障害を来す状態、つまりショックに陥る可能性が高いと判断します。そのため、すぐに対応できるよう、準備を行うことが必要です。
- 1. 顔面蒼白
- 不正解
- 2. 冷汗
- 不正解
- 3. 発熱
-
正解
38℃以上または36℃以下の体温は、SIRSの診断基準の一つとして含まれていますが、ショックの徴候ではありません。
- 4. 脈拍の触れが弱い
- 不正解
引用参考文献など
1)看護roo!ホームページ.宮﨑聡子.ショックの見分け方.循環器ナースのためのフィジカルアセスメント講座.
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