2020/05/01 のクイズ
- 1. 患者さんの苦痛を考慮し、1か所の穿刺で2セット分を採血した。
- 2. 採血後、先に嫌気性菌用ボトルに血液を注入した。
- 3. 1本のボトルに3mLずつ血液を注入した。
- 4. 夜間に採血したため、検体を冷蔵庫で保存し翌朝検査室に提出した。
挑戦者9984人 正解率68%
- 1. 患者さんの苦痛を考慮し、1か所の穿刺で2セット分を採血した。
-
不正解
血液培養では採血の際、皮膚の常在菌が血液に混入(汚染:コンタミネーション)し、培養結果が偽陽性になることがあります。そのため、同一部位で2セットの採血をしても意味がなく、違う部位2か所の採血で2か所とも菌が陽性となって初めて真の陽性と言えます。よって、2か所別々の部位からの採血が推奨されています。
- 2. 採血後、先に嫌気性菌用ボトルに血液を注入した。
-
正解
採血した血液は、嫌気性菌用ボトルと好気性菌用ボトルとに分注します。嫌気性菌は空気があると死滅します。採血後時間とともに血液が空気と触れる可能性が増し、またボトル分注の操作でも空気に触れる可能性があります。したがって採血直後にまず最初に嫌気性菌用ボトルに注入してから、次に好気性菌用ボトルに注入するようにしましょう。
- 3. 1本のボトルに3mLずつ血液を注入した。
-
不正解
血液は3mL以上あれば検査は可能です。しかし、菌の検出感度を上げるためには成人の場合は8~10mLの採血量が推奨されています。採血量が少ないと、偽陰性になったり、結果判定に時間がかかったりする可能性があります。
- 4. 夜間に採血したため、検体を冷蔵庫で保存し翌朝検査室に提出した。
-
不正解
血液培養検体を冷蔵庫で保存してしまうと、低温で死滅してしまう菌もあるため、すぐに検査室に提出できない場合は、必ず室温で保管します。なお、提出までの時間が長くなると汚染により雑菌が増殖し、偽陽性となる可能性があるため、血液培養採取後はできるだけ速やかに検査室に提出するのが望ましいとされています。
引用参考文献など
1)Mindsガイドラインライブラリ,Ⅲ診断と感染症に対する治療.(2020年4月閲覧)
2)症状・生体機能管理技術「血液培養」.学研メディカルサポート.2019年度 ビジュアルナーシングメソッド,2019.
3)日本版敗血症診療ガイドライン 2016 作成特別委員会.日本版敗血症診療ガイドライン2016.日本集中治療医学会雑誌.2017,24(2).(2020年4月閲覧)
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