2020/05/03 のクイズ
- 1. 腹痛を訴えていたため、温罨法を実施した。
- 2. 嘔気を訴えているので医師に制吐剤の投与を相談した。
- 3. 腹痛を訴えていたため、腹部へのアセスメント以外に胸部症状も確認した。
- 4. まずは、患者さんの痛みを抑えるため、医師に鎮痛剤の投与を相談した。
挑戦者10163人 正解率85%
- 1. 腹痛を訴えていたため、温罨法を実施した。
-
不正解
温罨法は、腹痛の緩和をする方法の一つです。しかし、実施していい場合と、してはいけない場合とがあります。この患者さんには、「お腹が痛くて、吐きそうな感じがする」と訴えていることから、原因を考えずに温罨法をすぐに行うのは危険です。
温罨法は、むやみに実施すると消化管穿孔、腹膜炎がある場合はその悪化、出血傾向の増悪、循環動態への影響や代謝亢進などを引き起こすことがあります。そのため、温罨法を実施する場合は、事前に患者さんの状態をアセスメントし、実施中も観察を行う必要があります。 - 2. 嘔気を訴えているので医師に制吐剤の投与を相談した。
-
不正解
嘔気は患者さんにとって苦痛な症状です。そのため、制吐剤投与を考慮するのはもちろん必要ですが、症状の原因を追求し、その上で患者さんの状態を含めて医師に相談します。嘔気は、消化器だけでなく、頭蓋内圧亢進や耳鼻科領域その他が原因となることもあります。そのため、見逃してはいけない疾患(心筋梗塞等)を除外することは重要です。
- 3. 腹痛を訴えていたため、腹部へのアセスメント以外に胸部症状も確認した。
-
正解
この患者さんは、腹痛・嘔気を訴えています。まずは、症状から見逃してはいけない疾患を見抜くため、摂食状況や排泄状況などの問診や腹部の観察、関連痛(心窩部痛など)の有無などを観察します。
腹痛のある患者さんには、消化器疾患を念頭に置いた問診や診察だけではなく、特に心窩部痛がある場合は、心筋梗塞を除外しておくためにも胸部症状を確認し、12誘導心電図を複数回取ることが望まれます。 - 4. まずは、患者さんの痛みを抑えるため、医師に鎮痛剤の投与を相談した。
-
不正解
何らかの症状が出現した際は、むやみに薬剤などを使用することは勧められません。まずは、症状が出現している原因を探ることが必要です。この患者さんの場合は腹痛と嘔気を訴えています。腹痛の場合は、消化器が原因となっているだけでなく、ほかの疾患が原因になっている可能性があります。腹部のどこが痛いのかを把握し、疾患を鑑別することが重要です。
引用参考文献など
1)日本循環器学会ほか.急性冠症候群ガイドライン(2018年改訂版).2019,p140.(2020年4月閲覧)
2)古谷伸之編.古谷伸之ほか.胸痛.診察と手技が見えるvol. 1.第2版,メディックメディア,2007,143-152.
3)古谷伸之編.古谷伸之ほか.腹痛.診察と手技が見えるvol. 1.第2版,メディックメディア,2007,208-216.
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