2017/07/24 のクイズ
- 1. 呼吸苦が強いため、患者さんが希望しなければ姿勢を変えない。
- 2. 骨突出があるため褥瘡予防の必要性を説明し、側臥位の体位変換を優先する。
- 3. エアマットレスを使用する。
- 4. 体がずれないように足側も高く上げておく。
挑戦者4309人 正解率78%
- 1. 呼吸苦が強いため、患者さんが希望しなければ姿勢を変えない。
-
不正解
褥瘡発生の直接原因は、持続性圧迫による阻血性壊死です。長時間、同じ姿勢を続けると、骨突出部などに体圧が集中し、ベッドと骨に挟まれている部分の皮膚の血流は低下します。そのような状況が続くと、組織は不可逆的な阻血性障害に陥り、褥瘡が発生します。一般に70~100mmHgの圧力が2時間皮膚に加わると、圧力による損傷の兆候が組織に現れるとされています。従って褥瘡を予防するには、基本的には2時間ごとに体位を変える、もしくは体圧が集中している部位の除圧を行う、エアマットレスを使用しリスクアセスメントを行って、体位変換の時間を調整するなどのケアが必要です。
- 2. 骨突出があるため褥瘡予防の必要性を説明し、側臥位の体位変換を優先する。
-
不正解
この患者さんは呼吸苦を強く訴えています。褥瘡の予防は重要ですが、側臥位で呼吸苦を増強させるのではなく、患者さんの苦痛を除去し、なおかつ褥瘡予防ができる方法を考えることが必要です。体位を座位にして腹腔内臓器による横隔膜への圧迫を減少させると呼吸苦は軽減します。座位がしっかり保持できるよう、オーバーテーブルなどを使用し、枕をおいて前かがみに体を預けてもらうような姿勢を保持しましょう。その姿勢で褥瘡予防として前後・左右に体を動かしたり、介助用グローブを使用して骨突出部へ手を入れて、マット側を押して除圧と背抜きを行うケアを実施します。
- 3. エアマットレスを使用する。
-
正解
この患者さんのように、同一姿勢を好む患者さんには、骨突出を一時的に浮かせて圧力が加わらない時間を作ることができる、エアマットレスの使用が好ましいです。
- 4. 体がずれないように足側も高く上げておく。
-
不正解
頭側挙上により、身体は下方にずれて臀部に高い圧力が加わる上、下肢を挙上すると下肢側からも臀部にずれが生じて、臀部の圧力は増加し、褥瘡発生のリスクは高くなります。従って、下肢を上げる場合は、10~15度を目安に上げましょう。
引用参考文献など
1)宮地良樹ほか.よくわかって役に立つ新・褥瘡のすべて.永井書店,2006,p62.
2)田中マキ子.頭側挙上の際の配慮点.写真でわかる看護技術 日常ケア場面でのポジショニング.株式会社 照林社,2014,34-37.
3)館正弘、褥瘡治療・ケアの「こんなときどうする?」、株式会社 照林社、2015、p53.
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