人体の構造と機能(67問) 人間の死

第107回 死の三徴候に基づいて観察するのはどれか。

  • 1. 腹壁反射
  • 2. 輻輳反射
  • 3. 対光反射
  • 4. 深部腱反射

解答・解説

日本における一般的な死の概念は、死の三徴候といって以下の状態を指す。
①心拍の停止
②自発呼吸の消失
③瞳孔散大と対光反射の消失


1. 腹壁反射
腹壁反射とは、腹壁の皮膚を周辺から臍にさすると腹壁筋が収縮する反射のことで、錐体外路障害で消失する。死亡判定には用いない。
2. 輻輳反射
輻輳反射は、両眼球の内転によって瞳孔が収縮する反射のことである。動眼神経の異常の診断などに用いるが、死亡判定には用いない。
3. 対光反射
対光反射は、眼球に光を当てると瞳孔が収縮する反射である。中脳が中枢として起こる反射なので、対光反射の消失は脳幹の障害を表し、脳の機能が停止している可能性がある。
4. 深部腱反射
深部腱反射とは、腱をたたくと反射的に筋肉の収縮が起こる反射のことである。代表的なものに膝の下をたたくと膝が伸びる膝蓋腱反射がある。神経の異常の診断などに用いるが、死亡の判定には用いない。
看護roo!公式・国試対策Twitter @kangoshi_2018 必修過去問480問から毎日5問ずつ出題中 約100日で一通り学習できます。めざせ必修満点!
看護師国家試験過去問題集トップへ