人体の構造と機能(67問) 人体の基本的な構造と正常な機能

第107回 嚥下に関わる脳神経はどれか。

  • 1. 嗅神経
  • 2. 外転神経
  • 3. 滑車神経
  • 4. 迷走神経

解答・解説

嚥下とは飲み込みのことで、主に舌、咽頭、喉頭、食道の運動によって起こる。嚥下に関わる脳神経は、主に舌下神経、舌咽神経、迷走神経の3つである。


1. 嗅神経
嗅神経は文字通り、においの感受に関わる神経で、食物のにおいなどによって食欲が増す効果がある。感覚神経なので嚥下運動には直接関係しない。
2. 外転神経
外転神経は外眼筋(外側直筋)にはたらいて、眼球の外転に関わる。
3. 滑車神経
滑車神経は外眼筋(上斜筋)にはたらいて、手元や足元を見るときなどに関わる。
4. 迷走神経
迷走神経は胸腹部のさまざまな臓器(心臓、気管支、消化管など)に分布している主に運動性の脳神経である。喉頭や食道の運動を支配しているので、嚥下運動にも深く関わる。また、迷走神経は大部分が副交感神経なので、身体がリラックスしている状態のときに優位にはたらいている。
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