第112回 午後14問

解答・解説

1.　ビリルビン

血液中のビリルビンが増加すると黄疸となる。

2.　ヘモグロビン

ヘモグロビンが増加した状態は多血症である。

3.　ヘモグロビンA1c〈HbA1c〉

ヘモグロビンA1c（HbA1c）はグルコースと結合したヘモグロビンのうちの多くを占めるため、血糖コントロールの指標とされている。

4.　脱酸素化ヘモグロビン〈還元ヘモグロビン〉

チアノーゼは皮膚に近い毛細血管内において脱酸素化ヘモグロビン（還元ヘモグロビン、デオキシヘモグロビンともいう）が5g/dL以上になったときに生じる。脱酸素化ヘモグロビンは酸素と結合しておらず、対して酸素ヘモグロビン（オキシヘモグロビン）は酸素と結合している。

チアノーゼは皮膚や粘膜が暗青・暗紫色になった状態をいう。中枢性チアノーゼと末梢性チアノーゼがある。