【マンガ】それでも看護をする理由~Case.3 ゆい~(1)

(これまでのお話は▶こちら

短期集中連載☆第3弾!

今回の主人公は2年目ナースのゆい。

ゆいが受け持ったのは、急性期病棟から転棟してきた佐倉さんで…。

私が「佐倉さん、お食事です。」と食事を配膳をすると、患者の佐倉さんは「あら~。サバだね。」と嬉しそうに言いました。佐倉さんは、さて、と腕をまくり、

 

 

「おいしそう」と食事を見つめる喜ぶ佐倉さんを見た他の看護師もまた、つられてうれしくなるのでした。

 

 

 

 

 

タイトル:それでも看護をする理由 Case.3ゆい

 

 

 

 

 

ここは東都病院の隣になる看護師寮の”昼ケ丘寮”。この寮は、前の東京五輪の年にできたらしい。ってことはそろそろ60年。建物はかなり古い。歩くと床も「ギシ…」と音を立てます。主人公のゆいは1日の仕事を終え、寮へ帰ってきました。

 

 

 


私は、大熊ゆい、5F東病棟勤務の看護師2年目。部屋着に着替えた後、お茶をのんで一息ついたころ、「ゆいーっ!いるーっ!?」とドンドンとドアを叩く音が聞こえました。

 

 

 

「帰って早々Gが出たー!!もー無理最悪ー!!」と泣きついてきたのは、ICU勤務の同期、小関萌。ゆいは、「声響くから中入って一旦落ち着こ。」と部屋へと誘いました。「なぁに?どしたの~?萌ちゃんの声すっごい響いてたよ~。」と萌の声につられて来たのは、3F西病棟勤務の同期、中谷ともかでした。

 

 

 

事情を聞いたともかは、「Gか仕方ないな~。」と雑誌を丸めると、G退治をしてくれました。騒ぎながらも無事退治できると、安心した萌は、「ありがとう2人とも!お礼にご飯作るよ!…ゆいの部屋で!」と言いました。安心はしたもののまだ、部屋にもどるのは怖いようです。

 

 

 

ご飯を食べながら、仕事での出来事を話し合いました。「朝からずっと忙しかったんだ。検査が何件もあって…。」「うちはやたら平和でさ、逆に心配になったよ。」「今日はね~連敗中だった患者さんの採血成功したよ~。」などなど。ゆいは、、「今は80代のおばあちゃんが唯一の癒やし。最近転棟してきたから…。でも配膳すると喜んでくれて毎回キュンときちゃう。」と言いました。

 

 

 

それからも、患者さんの話や、研修医の先生の話など、話をして夜はふけて行きました。翌日、病室のベッドメイキングをしていると、佐倉さんに声をかけられました。そばまでいくと佐倉さんは、「あのね、言いづらいんだけど…。お腹すいちゃった。お昼…まだ?」とゆいの耳元でささやきました。

 

【2】に続く

 

※編集部注:作中の描写で、マスクの着用など感染対策が不十分なところがありますが、漫画としてのわかりやすさを重視しております。その点ご理解の上、お楽しみください。

 

 

 

【マンガ:小暮さきこ】

漫画家・デザイナー。

2008年に漫画家デビュー。

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原案:坂本綾子(看護roo!編集部)

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  1. 会話は可能であったため、意識レベルの観察は不要である。
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