人生の最期どう過ごす?タレント小籔さんら選考委に「ACP」の愛称募集
希望する最期を実現するために、あらかじめ本人と家族、医師や看護師、介護従事者らが繰り返し話し合う「ACP(アドバンス・ケア・プランニング)」の考え方を普及させようと、厚生労働省はACPの愛称を募集しています。
選考委員にはタレントの小籔千豊(こやぶかずとよ)さんや、放送作家・脚本家の小山薫堂(こやまくんどう)さんらを起用。厚労省は「忌避されがちな死を、前向きにとらえてもらえるような愛称を」と応募を呼びかけています。
医師や看護師でも認知度は2割
ACPは「人生の最終段階にどんな医療・ケアを受け、どんなふうに過ごしたいか」を事前に繰り返し話し合うプロセス。2018年3月に終末期医療のガイドライン(人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン)が改訂され、このACPの考え方が盛り込まれました。
しかし、ACPの認知度は低く、医師・看護師でも2割程度にとどまっています。

出典:平成29年度 人生の最終段階における医療に関する意識調査(厚生労働省)
そこで、よりなじみやすく、取り組みをイメージできる愛称でACPの取り組みを浸透させていこうという狙いです。
選考委の一人、小籔さんは母親を悪性リンパ腫で亡くしたときの経験をテレビなどで語っており、好物のプリンを食べさせてあげられず後悔したというエピソードは有名。
また小山さんは映画『おくりびと』の脚本などで知られ、厚労省は「おふたりとも言葉に敏感な方。死にかかわる話題の重さをやわらげ、『一度話し合って書面に残して終わりではなく、繰り返し話し合う』というACPのポイントもとらえた愛称を期待している」としています。
選考委員はほかにNPO法人マギーズ東京共同代表理事の鈴木美穂さん、オレンジホームケアクリニック代表の紅谷浩之さん、日本医師会の松原謙二副会長ら。
募集は9月14日(金)まで。11月ごろにイベントなどで正式発表する予定。応募の詳細は厚労省ホームページ。
看護roo!編集部 烏美紀子(@karasumikiko)
(参考)
人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン・PDF(厚生労働省)
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