「輸液・輸血管理」が追加!基礎看護学の変更点を解説|107回看護師国家試験出題基準
今年、看護師国家試験の出題基準改定が、4年ぶりに行われました。この基準は第107回(2018年)の看護師国家試験から適用されます。
前回の「健康支援と社会保障制度」に続き、今回は「基礎看護学」の項目についてお伝えします。
変更点まとめ
一般・状況設定問題編(3)
「基礎看護学」では、「輸液・輸血管理」「保健・医療・福祉における連携」などの項目が追加されました。
おもな変更点を順番に確認していきましょう(詳細は原典〈PDF〉をご覧ください)。
◆目次(番号は原典に準拠しています)
〈1〉看護の基本となる概念

基礎看護学のなかでも基本となる概念です。
「QOL」が「QOLの維持と向上」に変更され、生活の質について問われる内容がより具体的になりました。
〈2〉看護の展開

「援助関係」と「看護職間の連携と協働」が追加されました。
ひとくちに看護職といっても、病棟看護師、訪問看護師、退院調整看護師など、さまざまな業態があります。
多職種とのチーム活動と同様に、看護師同士の連携も必要となります。
〈3〉看護における基本技術

「看護情報管理」に関する3項目が追加されました。
また、「フィジカルアセスメント」に「医療面接(インタビュー、問診)」「全身の診察(全身の観察、バイタルサイン)」が追加されました。
〈4〉基本的日常生活援助技術

浣腸、摘便は「自然な排泄が困難な人への援助」に、体位変換、床上運動、歩行、車椅子、ストレッチャーは「活動と運動を促す援助」にまとめられました。
具体的な援助技術が見えにくくなってしまいましたが、問われる内容は変わらないと思われます。
〈5〉診療に伴う看護技術

「輸液・輸血管理」についての項目が追加されました。
取り扱いや管理方法だけでなく、副作用(有害事象)も学んでおきましょう。
また、輸液の計算問題は国試でも頻出です。
計算式を暗記すれば解ける問題ですので覚えてしまいましょう。
「生体検査」は、エックス線撮影、超音波、CTなど、臨床で行われている検査名が具体的に挙げられています。
近年の国試では、検査結果が視覚素材問題として出題されることもあるので要チェックです。
〈6〉看護の役割と機能

「退院調整」は、「保健・医療・福祉の連携を支える仕組み」に変更されました。
保健・医療・福祉という三位一体での連携、そして地域における継続した看護をみすえていることがわかります。
***
次回は「成人看護学」についてお伝えします。
【看護roo!編集部】
(参考)
「保健師助産師看護師国家試験出題基準平成 30 年版」の改定概要について(厚生労働省)
看護師国家試験出題基準(平成26年版、厚生労働省)
看護師国家試験出題基準(平成30年版、厚生労働省)
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