最終更新日 2018/03/27

バルーンカテーテル

バルーンカテーテルとは・・・

バルーンカテーテル(バルーンカテーテル、balloon catheter)とは、カテーテルの先端に風船(バルーン)状に膨らむ機能を持ったカテーテルのことであり、特に泌尿器科領域では、膀胱に留置するためのカテーテルのことを指す。別名「経尿道的バルーンカテーテル」と言い、カテーテル自体は、尿道口から膀胱に通して留置され、先端のバルーンを蒸留水で満たして膨らますことにより膀胱に留置する。

【目的】

目的としては、膀胱にカテーテル先端部分を留置し、もう一方を体外に出すことにより尿を体外へ導き、排泄するために使用される。

【注意すべきこと】

バルーン留置の際に、バルーンを拡張するために使用される蒸留水については、決して他の液体、例えば生理食塩水や空気で満たしてはならない。理由としては、生理食塩水で満たした場合、バルーン内に塩化ナトリウムの結晶が析出し、カテーテルを抜去する際にバルーンが収縮しきれず、尿道を損傷する可能性があるためである。また、空気で満たしてしまうと長期留置の間にバルーンから空気が漏れてしまい、次第にバルーンが収縮し、自然抜去されてしまう恐れがある。

【適応患者】

カテーテルの適応患者は、排尿困難な患者、絶対安静時、手術中、尿量測定が必要となる患者である。

執筆: 㮈本悠嗣

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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