最終更新日 2019/06/17

膀胱収縮筋

膀胱収縮筋とは・・・

膀胱収縮筋(ぼうこうしゅうしゅくきん)とは、蓄尿と排尿の二つの機能を持つ平滑筋である。排尿筋ともいう。
膀胱収縮筋は、蓄尿時、排尿時でそれぞれ尿道括約筋とは異なる動きをしている。

・蓄尿:
交感神経により膀胱収縮筋は弛緩し、尿道括約筋は収縮して尿道を閉めることで膀胱に尿がたまる

・排尿:
副交感神経により膀胱収縮筋が収縮し、尿道括約筋が弛緩することによって尿道から排尿される

■過活動膀胱
膀胱収縮筋の機能が障害されると、過活動膀胱が引き起こされる。過活動膀胱とは、神経障害や前立腺肥大症などによって、膀胱の収縮や弛緩が排尿中枢の刺激とは無関係に起こることである。膀胱収縮筋が活発に活動してしまい、頻尿切迫性尿失禁といった症状を引き起こす疾患群である。

 

引用参考文献
1)藤田和彦.“蓄尿と排尿の機構”.女性の排尿障害.順天堂医学.41(4),1996.414-420.(PDF)
2)“排尿の神経支配|尿の生成と排泄”.看護roo!.

執筆: 㮈本悠嗣

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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