最終更新日 2018/05/08

内視鏡検査

内視鏡検査とは・・・

内視鏡検査(ないしきょうけんさ、endoscopy)とは、直接目で見ることができない人体内部を観察することを目的とした医療機器である内視鏡を用いた検査のことである。

内視鏡の歴史は、古代ギリシャにおいて肛門内を観察したものに始まるが、近代的な内視鏡としては1800年代より細い金属製の管を尿道や咽頭へ挿入するようになり、現在のかたちへ発展することとなった。

内視鏡といえば、一般的に、や十二指腸を観察する上部消化管内視鏡、大腸を観察する下部消化管内視鏡がイメージされるが、消化器以外にも使用目的ごとに製造されており、その太さや長さも目的に応じてさまざまである。

内視鏡の種類としては、内用スコープ、喉頭内視鏡、胸腔鏡、気管支鏡、上部消化管内視鏡、十二指腸内視鏡、胆道鏡、膵管鏡、小腸内視鏡、大腸内視鏡、腹腔鏡、膀胱尿道鏡、経皮的腎盂鏡、子宮鏡、羊水鏡、骨盤腔鏡、関節鏡など多岐にわたる。

内視鏡は、おもに内科で使用される軟性鏡、外科が手術室で使用する硬性鏡とカプセル内視鏡に大別される。軟性鏡・硬性鏡は、光源装置からの光を取り込み、先端に小型カメラまたはレンズを内蔵した細長い管を体内に挿入して内部の映像を観察する。軟性鏡は挿入部分が曲がるが、硬性鏡は挿入部分が曲がらない。カプセル内視鏡は、小型カメラを内蔵したカプセル型の内視鏡を薬のように飲み込み、腸管内の撮影を行う。

なお、内視鏡は人体内部の観察や、腫瘍病変の生検にとどまらず、関節鏡や腹腔鏡を用いた内視鏡手術も一般的になってきた。

執筆: 栗林真悠

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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