最終更新日 2020/02/05

尖圭コンジローマ

尖圭コンジローマとは・・・

尖圭コンジローマ(せんけいころんじーま)とは、外陰部腫瘍を主症状とした、ヒトパピローマウイルス6型、11型による性行為感染症である。

外陰部、会陰、肛門周囲の無痛性の疣贅(ゆうぜい・一般的にいぼのこと)が主症状である。通常良性であり、がんには関連しない。パートナーへの伝播の可能性や、治療後の感染性期間については不明である。

【症状】
ヒトパピローマウイルスに感染すると、数週間から2~3カ月を経て、外陰部、会陰、肛門周囲に淡紅色あるいは褐色の疣贅が多発する。典型的な形態は、とげとげしく硬い隆起性の形をしており、乳頭状、カリフラワー状等と表現される。

自覚症状は出ないことが多いが、違和感や帯下の増量、かゆみ、痛みが初発症状となることもある。

【診断】
通常視診や触診など身体診察による診断を行うが、診断が視診のみで不確定の場合には生検を要する。

【治療】
治療は、薬剤、もしくは外科的切除を行う場合がある。
薬剤を用いる場合は、主にイミキモドクリームという軟膏を使う。
外科的治療の場合は、切除、電気メスによる焼灼、液体窒素による凍結療法がある。

患者が治療を行う際は、同時にパートナーの治療が必要な場合がある。
また、妊娠している場合は新生児への感染を防ぐため、分娩までに治癒しない際は帝王切開になることもある。

執筆: 片上大輔

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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