体温測定/脈拍測定/呼吸測定/血圧測定 | バイタルサイン【2】

【監修】

札幌保健医療大学保健医療学部看護学科

教授 小島 悦子

 

北海道科学大学保健医療学部看護学科

准教授 久賀 久美子

 

「バイタルサイン」の実施手順

■ポイント■

体温測定⇒脈拍測定⇒呼吸測定⇒血圧測定 の流れで実施

 

「体温測定」の実施手順

(1)体温計の先を脇の一番深いところへ入れる

(2)体温計の角度を確認する

■ポイント■

体温計の角度は、体軸に対し30~45度

ポイント 体温計の角度は体軸に対し30度から45度

 

(3)寝衣を整え、体温計を収納する

 

「脈拍測定」の実施手順

(1)秒針付き時計を使い、測定する

(2)撓骨動脈に示指、中指、薬指の指腹をあて計測する

 

「呼吸測定」の実施手順

(1)呼吸測定を行う

脈拍を計ると同時に、患者さんの胸腹部を見て、呼吸測定もおこなう

 

「血圧測定」の実施手順

(1)電子血圧計を水平な場所に置き、患者さんの袖をまくる

(2)示指、中指、薬指で上腕動脈の拍動を確認する

⇒示指、中指、薬指で上腕動脈の拍動を確認する

 

(3)ゴム嚢の中央が上腕動脈の走行に沿うように巻く

ゴム嚢の中央が上腕動脈の走行に沿うようにマンシェットを巻く。巻く強さは指が2本入る程度とする

■ポイント■

マンシェットを巻く強さは指が2本入る程度にする

ポイント 巻く強さは指が2本入る程度

 

(4)聴診器を装着し、血圧計の電源を入れる

■ポイント■

聴診器を当てる前に、膜面を自分の手で温めてから患者さんに当てる

 

(5)上腕動脈の拍動部位に、聴診器の膜面を当て加圧する

 

(6)普段の収縮期血圧+20~30mmHg加圧する

 

(7)1心拍に1~2目盛ずつ減圧する

■ポイント■

最初に聴こえた音が収縮期血圧、音が聞こえなくなったところが拡張期血圧になる

 

(8)音が聞こえなくなったら、速やかに空気を抜き、マンシェットをはずす。最後に、患者さんの寝衣を整える

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