湯から上げる | 新生児の沐浴【11】

【監修】

筑波大学附属病院 看護部

小山記念病院 看護部

 

新生児の沐浴:お湯からの上げ方

・お湯から上げる前にバスタオルや衣類を準備する必要あり

・衣服、肌着、そしてオムツを重ね、さらにその上にバスタオルが拡がっているか確認する

⇒これらはお湯から新生児を上げてから準備したのでは湯冷めの原因にもなりますので、初めに準備しておく必要があり

 

(1)洗い終わった新生児の胸を沐浴布で覆い、右手で軽くおさえてお湯につけて温める

⇒沐浴布は、沐浴を行っている際には、新生児の体温を保持するためには重要な役割を果たしている。出来る限り沐浴布をかけて体温を保持するように心がける

(2)沐浴布を取り、全身にかけ湯する

⇒かけ湯は必ずしも必要なものではないが、余分な石鹸分が残っている可能性もあるので、できればおこなう

(3)新生児の後頸部を左手で、臀部・鼠径部を右手で支えてお湯から上げる

⇒頭部を上に上げて、余分な水分を下肢のほうに流すようにして、素早くバスタオルで包んで拭き取る

SNSシェア

関連動画

カテゴリから探す

動画でわかる看護技術トップへ