ナースの癒し☆ 一人暮らし向けペット特集【1】ハムスター

ペットを飼いたい！ と思いつつも、実際に飼えるかどうか不安で二の足を踏んでしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか？

そんな皆さんのために、一人暮らしや不規則な勤務でも飼いやすいペットたちをご紹介します！

今回ご紹介するペットは、愛らしい姿が人気のハムスターちゃん！

愛くるしい表情を見せてくれるハムちゃんたち

ちっちゃな体でちょこまか動き回る姿はとってもラブリー★

愛嬌のある仕草が癒しを与えてくれます。

「ハムスターは可愛らしい外見に加えて、比較的飼いやすいので人気があります。一人暮らしで初めてペットを飼うという方にもお勧めです」こう教えてくれたのは、今回取材に協力してくださった、ペットの専門店コジマ 亀戸サンストリート店の松本さん。

「エサを頬張ったり、回し車で遊んだりと、いろんな可愛らしい仕草が魅力ですね。ハムスターは飼い主をちゃんと認識してくれるので、エサをねだったり、遊んでほしいというアピールをしたりと愛嬌を振りまいてくれます」

頭隠して尻隠さず。いろんな可愛らしい動きを見せてくれます

ケージ飼いであまりスペースをとらず、鳴き声等の音の問題もないため、ワンルームで一人暮らしの方でも十分に飼うことができるそうです。

専門家に聞いた！ ハムスターがオススメの理由

1.お世話が比較的簡単！

大きなペットほど、エサ、掃除、散歩など世話が大変になります。ハムちゃんの場合、エサとお水は1日1回交換、掃除は週に1度が目安。シフト勤務で時間が多少不規則になっても大丈夫です。

2. 飼い主に合わせてくれる！

ハムスターは本来、夜行性ですが、おうちで飼っているとある程度飼い主さんに合わせてくれます。夜勤明けでも、ラブリーなハムちゃんに迎えられたら疲れなんか吹き飛んじゃいますね♪

3. 直接ふれあえる！

ある程度慣れてくると、カゴから出して一緒に遊んであげられます。なでてあげたり、手に乗せておやつをあげたり。 ふれあいながら可愛さを堪能できます♪

慣れてしまえばこの通り。手に乗せて一緒に遊んであげられます（※手乗りに向かない種類もあります）

ここに注意！ ハムスターを飼う際のポイント

ハムスターは犬や猫と比べるとお世話がカンタン。とはいえ、命を預かるわけですから、しっかりと面倒をみてあげる必要があります。お世話のポイントについて松本さんに教えていただきました。

1.エサとお水は1日1回替えること

「エサ入れの中に入って汚してしまうので、エサは毎日確実に替えてあげましょう。お水は給水ボトルであげます。水道水でも大丈夫ですが、補助的な栄養素の入ったハムスターのお水も売っています。お掃除の目安は週に1度。ケージの床に敷くチップが汚れて臭いがつくので、替えてあげてください」

エサ入れの中で食事中のハムちゃん。エサはきちんと毎日あげましょう

2.気温の変化に注意

「室温はなるべく一定に保ってください。25度ぐらいが目安です。ただ、エアコンの風が直接当たらないように気をつけてください。設定温度は一定に保ちつつ、部屋の中の空気を循環させてあげるのがポイントです。室内環境に合わせてペット用の冷暖房器具も使用するとよいでしょう。」

3.診てもらえる病院を見つけておく

「ハムスターはどこの動物病院でも診てもらえるわけではないので、飼う前に診てもらえるところを探しておくとよいでしょう。ハムスターは室温の変化などにより下痢を起こすことがしばしばあります。体調を崩した場合、できればその日のうちに動物病院で診てもらってください。」

押さえておこう！ ハムスターの選び方と費用感

ハムスターはどの種類を選んでも、飼育方法に大きな違いはないといいます。

「体の大きい種類のほうが寿命はやや長くなりますので、より長く一緒にいたい方は大きい子を選ぶのがお勧めです」

平均寿命は約2～3年とのこと。大きくなるにつれて縄張り意識が強くなるため、基本的にはケージで1匹飼いになるそうです。

取材の間中、とっても可愛らしい姿を見せてくれたハムちゃんたち。

日々の暮らしの中に癒しを求めたい方は、ハムちゃんとの共同生活をご検討されてみてはいかがでしょうか？

次回ご紹介するペットは、鳥の中でも大人しくてお部屋で飼いやすいセキセイインコです。お楽しみに！

※ペットを飼うには、責任感やマナーが必要です。実際に飼育される前に、ペットショップやブリーダーとよく相談の上でご検討ください。

■取材協力

ペットの専門店コジマ　亀戸サンストリート店

URL：http://pets-kojima.com/

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでます

▷ナースを“癒やしてくれる存在”は？｜看護師の本音アンケート