下部消化管内視鏡検査|消化器系の検査
下部消化管内視鏡検査とは、内視鏡を肛門から挿入し回盲部まで進め、大腸内の粘膜の観察を行う検査である。
下部消化管内視鏡検査とは、内視鏡を肛門から挿入し回盲部まで進め、大腸内の粘膜の観察を行う検査である。
上部消化管内視鏡検査とは内視鏡を経口的に挿入し、食道・胃・十二指腸の粘膜を肉眼的に観察する検査である。内視鏡の進歩により消化管検査の主流となっており、肉眼的な観察のほか写真撮影や、必要時は粘膜の生検・組織診をすることも可能であり、ポリープの切除、早期癌の粘膜切除を行うこともできる。
腹部超音波検査とは、腹部に探触子(プローブ)を当て、超音波を体外から投射することにより反射・吸収させ、臓器の形態を画像化する検査である。装置にはパルス法とドプラ法などがあり、ドプラ法では血流や機能の評価をすることも可能である。患者に苦痛の少ないことからスクリーニングとして多く活用されている。
肺生検とは、肺の組織を採取し、病理学的に診断を行うための検査である。肺中枢部に病変が存在するときは気管支鏡を、末梢に存在するときは、透視下、CT下などで生検可能であるが、その場合、末梢肺組織片は数ミリであるために特異的な肺病理像が得られないこともあり、診断は困難な場合もある。そのときは胸腔鏡を用いたり、開胸して生検を行うこともある。また、肺の組織をみることで病態の進行度が把握でき、治療の指標となる。 〈主な適応疾患〉
血液ガス検査とは、動脈血液中の酸素分圧、二酸化炭素分圧、pH、酸素飽和度、重炭酸イオン濃度などから、肺の機能障害の有無、生体の酸塩基平衡を把握する検査である。動脈血酸素(PaO2)は大部分が酸化ヘモグロビンで、残りが溶解酸素である。PaO2の正常値は95mmHg程度で、60歳以上では75mmHg程度である。動脈血酸素飽和度(SaO2)は97%くらいが平均だが、SaO2の低下は拡散障害、肺胞低換気などによって起こる。
肺機能検査は、肺への空気の出入りに関する機能を調べる検査である。呼吸計(スパイロメーター)による呼吸曲線(スパイログラム)によって測定する。また、アイソトープを用いた肺換気シンチグラフィーの進歩により肺局所の換気機能を知ることができる。
胸腔穿刺とは、胸膜腔内の胸水が何らかの原因で異常に増えた場合に、その原因を検索するために胸水を採取する方法のことです。胸腔穿刺の方法は、座位になって局所麻酔を行ったのち、胸の脇から胸壁に細い針を刺して胸膜腔に到達させ、胸水を採取します。貯留した胸水の性状や化学的性質、腫瘍マーカーなどを調べることで、その基盤にある病態、疾患を知ることができます。
気管支鏡検査とは、気管支にファイバーを挿入し、直視下で気管支粘膜を観察する検査である。また、鉗子を用いての組織の採取(経気管支肺生検:TBLB)やブラシを用いての細胞診(擦過細胞診)、気管支肺胞洗浄(BAL)などを行い、病態の診断に用いる。 喀痰吸引やステント挿入、electrosurgeryなど治療的に用いることがある。