採血中や採血終了後、患者の状態を観察するのはなぜ?|採血

 

『看護技術のなぜ?ガイドブック』より転載。

 

今回は採血に関するQ&Aです。

 

大川美千代
群馬県立県民健康科学大学看護学部准教授

 

採血中や採血終了後、患者の状態を観察するのはなぜ?

採血時には静脈を怒張させることに加えて、針を刺すという心理的なストレスで循環動態(じゅんかんどうたい)が変化する可能性があるからです。

 

また、針の刺入時には、神経損傷によるしびれがないか確認しましょう。採血中は顔面蒼白、冷汗、呼吸促迫(そくはく)、頻脈などがないか、患者の様子を観察することが必要です。採血後も、気分不快がないか、刺入部に疼痛(とうつう)はないか、皮膚に内出血がないかなど、観察を行います。

 

採血に伴う出血は、普通は5分程度で止まりますが、止血後は、刺激しないように指導を行います(注射後、5分以上注射部位を押さえるのはなぜ?|静脈内注射参照)。

 

※編集部注※

当記事は、2020年7月27日に公開した記事を、第2版の内容に合わせ、更新したものです。

 


本記事は株式会社サイオ出版の提供により掲載しています。

 

[出典] 『看護技術のなぜ?ガイドブック』 (監修)大川美千代/2024年7月刊行/ サイオ出版

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