2019/11/13 のクイズ
- 1. 夜間に十分な睡眠ができるように長時間作用型の睡眠薬を投与する。
- 2. ベッドから立ち上がる際は、オーバーテーブルにつかまって立ち上がるよう指導する。
- 3. 夜間は一人で動くと危ないので身体抑制を行ってもよいか、本人とご家族に尋ねる。
- 4. 患者さんの排泄パターンを観察し、トイレに誘導する。
挑戦者7374人 正解率96%
- 1. 夜間に十分な睡眠ができるように長時間作用型の睡眠薬を投与する。
-
不正解
高齢者に睡眠薬を使用すると認知機能低下、せん妄、ふらつきなどから転倒・転落のリスクが高まります。副作用のリスクが高いため、睡眠薬を使用する場合でも作用時間の短いものを選択することが推奨されています1)。また、睡眠薬の効果が遷延することによって嚥下障害の助長も招くため、この事例では慎重に使用薬剤や量などを検討する必要があります。
- 2. ベッドから立ち上がる際は、オーバーテーブルにつかまって立ち上がるよう指導する。
-
不正解
オーバーテーブルにはキャスターが付いてるため、きちんと固定されていないと非常に危険です。ロックをかけていても体重をかけるとオーバーテーブルが動きバランスを崩して転倒することがあります。よって、この選択肢は誤りです。立ち上がる際は、ベッド柵につかまるよう指導します。
- 3. 夜間は一人で動くと危ないので身体抑制を行ってもよいか、本人とご家族に尋ねる。
-
不正解
身体拘束は、高齢者の自立を妨げるため安易にすべきものではありません。身体拘束が認められるためには、1)切迫性、2)非代替性、3)一時性、の3つの要件がすべて満たされる必要があります。よって、この選択肢は誤りです。
- 4. 患者さんの排泄パターンを観察し、トイレに誘導する。
-
正解
高齢者は、排泄動作で転倒しやすく、特に夜間はそのリスクが高まります。入院前の排泄状況を知り、本人の思いを理解したうえで適切なタイミングで誘導することが転倒予防には重要です。
引用参考文献など
1)日本老年医学会編.高齢者の安全な薬物療法ガイドライン2015.(2019年11月閲覧)
2)畑仲卓司.転倒転落防止マニュアル.(2019年11月閲覧)
3)小澤恵美.ベッドからトイレへの移動|排泄ケア.WOC Nursing.3(12),2015,35-44.看護roo!(2019年11月閲覧)
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