2019/03/30 のクイズ
- 1. 発赤の部位をガラス板またはプラスチック板で圧迫して赤みが消退する場合は、異常ではないため、ケアは不要である。
- 2. 局所のケアとして、患者さんの仙骨部にポリウレタンフィルム材を貼付した。
- 3. マットレスが底付きしていないかどうかを確認し、体圧測定を行った。
- 4. ブレーデンスケールを用いて、褥瘡リスクを評価した。
挑戦者4330人 正解率77%
- 1. 発赤の部位をガラス板またはプラスチック板で圧迫して赤みが消退する場合は、異常ではないため、ケアは不要である。
-
正解
発赤の部位をガラス板またはプラスチック板で圧迫して赤みが消退する場合は、いわゆる反応性充血と考えられ、この段階では褥瘡とは判断されません。しかし、その発赤が褥瘡に進展する可能性が高いため、褥瘡の前段階と考えられます。よって、この選択肢の内容は誤りです。この段階から、適切な予防ケアを実施したほうがよいでしょう。
- 2. 局所のケアとして、患者さんの仙骨部にポリウレタンフィルム材を貼付した。
-
不正解
圧迫、摩擦や皮膚のずれの影響を 低減するために、骨突出部の皮膚にポリウレタンフィルム材を貼付することは有効です。
- 3. マットレスが底付きしていないかどうかを確認し、体圧測定を行った。
-
不正解
底付きとは、耐圧分散寝具上にある骨突出部位が沈み込み、ベッドフレームなどの固い面に接することを指します。底付きが起きているかどうかを確認するには、マットレスの下に手を入れて、骨突出が触れないことを確認したり、体圧を測定したりする必要があります。特にエアーマットレスを使用する際は、エアセルの内圧調整がうまくいかず、底付きが生じる可能性があるので注意が必要です。
- 4. ブレーデンスケールを用いて、褥瘡リスクを評価した。
-
不正解
ブレーデンスケールとは、「1)知覚の認知、2)湿潤、3)活動性、4)可動性、5)栄養状態、6)摩擦とずれ」で褥瘡リスクを評価します。評価のタイミングは、入院後24~48時間以内です。その後は、急性期は48時間ごと、慢性期は1週間ごとに評価します。
引用参考文献など
1)真田弘美ほか編著.進化を続ける!褥瘡・創傷治療・ケア アップデート.照林社,2016,224 p.
2)真田弘美ほか編著.NEW褥瘡のすべてがわかる.永井書店,2012,486p.
3)日本褥瘡学会教育委員会ガイドライン改訂委員会.褥瘡予防・管理ガイドライン.第4版.(2019年3月閲覧)
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