2018/12/02 のクイズ
- 1. 調理の際、両手鍋は掴みにくく、両手がふさがるので、片手鍋にするよう指導する。
- 2. 布団は厚めの柔らかい素材にし、膝の裏に枕を入れ、痛みを軽くするよう指導する。
- 3. 枕は高めした方が、楽に起き上がることができると指導する。
- 4. 日中に安静と運動の時間を交互にとるよう指導する。
挑戦者3830人 正解率66%
関節リウマチは慢性疾患ですので、患者さんが病気を理解し、共存できるようにすることが大切です。薬物治療やリハビリに加え、患者さんのADLに合わせた環境調整を行いましょう。
- 1. 調理の際、両手鍋は掴みにくく、両手がふさがるので、片手鍋にするよう指導する。
-
不正解
この選択肢のような片手鍋の使用は、尺骨偏位を助長する危険性があるので、避けるように指導しましょう。
- 2. 布団は厚めの柔らかい素材にし、膝の裏に枕を入れ、痛みを軽くするよう指導する。
-
不正解
この選択肢のような柔らかい素材の布団ではなく、硬めの素材の方が、痛みの軽減につながります。また、膝の裏に枕を入れることは股関節の屈曲拘縮を助長するので、避けるように指導しましょう。
- 3. 枕は高めした方が、楽に起き上がることができると指導する。
-
不正解
関節リウマチの患者さんは上位頸椎にも障害を受けやすいため、この選択肢のように枕を高めにしてしまうと環軸関節を脱臼するリスクがあります。体幹軸が床と水平に保てる程度の高さにするように指導しましょう。
- 4. 日中に安静と運動の時間を交互にとるよう指導する。
-
正解
日常生活に適度な運動を取り入れることは、ADLの低下を予防し、関節リウマチのリハビリにつながります。また、ストレス発散にもつながる有効な方法です。
引用参考文献など
1)松本守雄ほか.リウマチ性疾患・類縁疾患とケア.ナースのためのやさしくわかる整形外科.ナツメ社.2016,236-241.
2)堀之内若名ほか.関節リウマチ患者に求められる看護 ―国内文献の検討を通して―.千葉看護学会会誌,21(2),2016,55-62.
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