2017/05/31 のクイズ
- 1. 座位の保持が可能であるため、座位で経管栄養を投与した。
- 2. 座位で経管栄養を行っていたら、患者さんが腰の痛みを訴えたため、逆流の有無や患者の様子を観察しながら慎重に体位を整えた。
- 3. 座位で経管栄養を行っていたが、患者さんが終了直後に疲労感を訴えたため、仰臥位にした。
- 4. 摂食嚥下リハビリで嚥下が可能であったため、経管栄養の投与前にゼリーを摂取した。
挑戦者4234人 正解率76%
- 1. 座位の保持が可能であるため、座位で経管栄養を投与した。
-
不正解
経管栄養の投与中は誤嚥を予防するために上体挙上を行い、嘔気や嘔吐がないかの観察が必要になります。座位が可能であれば車いすへの移乗や上体挙上を行い、90度座位で行います。
- 2. 座位で経管栄養を行っていたら、患者さんが腰の痛みを訴えたため、逆流の有無や患者の様子を観察しながら慎重に体位を整えた。
-
不正解
吸引や体位変換により、咳などが誘発される場合があります。経管栄養を行っている患者さんが咳をすると胃食道からの逆流が誘発される危険性があるため、吸引や体位変換を行う際は、慎重に行いましょう。また、吸引や体位変換後は、胃食道からの逆流がないかの観察を行いましょう。
座位が保持できない患者さんの場合は、30度の上体挙上を行い、枕などで頭部を前屈し体位を調整します。気管より食道が下方に位置するため、唾液などによる誤嚥のリスクが少なくなります。 - 3. 座位で経管栄養を行っていたが、患者さんが終了直後に疲労感を訴えたため、仰臥位にした。
-
正解
経管栄養終了後すぐに寝かせると、胃の内容物が食道に逆流しやすくなります。液体の栄養剤では、投与後1時間で約80%が胃から排出されるため、終了後も1時間ほどの上体挙上が必要と考えられています。個人差があるので逆流がないか観察を行います。投与開始から終了1時間ほどは、嘔吐や胃管からの逆流がないかを注意して観察を行います。
- 4. 摂食嚥下リハビリで嚥下が可能であったため、経管栄養の投与前にゼリーを摂取した。
-
不正解
経管栄養ではなく、可能な限り経口投与をすることが一番です。経管栄養を行っている患者さんは、今すぐに食べることができなくても、味わう楽しみを感じることはQOLを向上させます。経管栄養を行う場合でも、栄養剤の投与前後に経口でゼリーなど摂取してもらうことは可能です。
ただし、経口摂取を進めるにあたっては、医師と相談のもと、事前に、摂食・嚥下機能の評価を行う必要があります。また、経管栄養を行いながら経口摂取を進める場合は、経管栄養チューブが刺激となり、経口摂取が行いにくく、また、経管栄養を行っていない時間でも唾液などが栄養チューブを伝わり誤嚥のリスクを伴います。経管栄養を行う患者さん全般にできるだけ細い栄養チューブ(8~10Fr)を選択することが望ましいです。
引用参考文献など
1) 鎌倉やよい.鎌倉やよいほか編.脳血管障害による嚥下機能への影響.嚥下障害ナーシング.東京,医学書院.2000,143p.
2)田村佳奈美ほか.栄養管理Q&A.エキスパートナース.2007,6月臨時増刊号.97-112.
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