2018/05/29 のクイズ
- 1. 認知症患者さんが検査を受ける場合、不安にならないよう詳しい検査の説明は避ける。
- 2. 認知症患者さんはリハビリテーションの適応にはならない。
- 3. 認知症患者さんには、入院時からせん妄発症予防のケアを実践する。
- 4. BPSD(行動・心理症状)がある認知症患者さんが治療を受ける際は、始めに鎮静系の薬剤の使用を検討する。
挑戦者4172人 正解率88%
- 1. 認知症患者さんが検査を受ける場合、不安にならないよう詳しい検査の説明は避ける。
-
不正解
検査対象者が認知症患者さんであろうとなかろうと、どんな検査を受ける場合でも正確な検査結果は対象者の協力によってもたらされるもので、対象者が拒否的であったり、非協力的であったりすると正確な検査結果が得られません。認知症の疑いがあっても本人が理解しやすい言葉やイラスト、写真等を用いて、しっかりと検査の目的を説明し、対象者が検査に真摯に取り組めるように配慮しなければなりません。そのため、この選択肢は誤りとなります。
- 2. 認知症患者さんはリハビリテーションの適応にはならない。
-
不正解
一般病院においてしばし、「認知症患者さんはリハビリテーションしてもわからないから」「認知症は進行するからリハビリテーションを行っても意味がない」などの医療者側の偏見から認知症患者さんがリハビリテーションを受けられないことがあります。しかし、リハビリテーションによって身体機能や認知機能を改善できることがあるため、認知症を理由に治療機会を奪ってはいけません。そのため、この選択肢は誤りとなります。
- 3. 認知症患者さんには、入院時からせん妄発症予防のケアを実践する。
-
正解
認知症患者さんはせん妄を発症しやすいです。それゆえに、入院時はせん妄発症を予防することが重要で、発症要因を事前にアセスメントし、予防的に環境を整える必要があります。
- 4. BPSD(行動・心理症状)がある認知症患者さんが治療を受ける際は、始めに鎮静系の薬剤の使用を検討する。
-
不正解
一般的にせん妄を引き起こしやすい薬剤として抗コリン薬やベンゾジアゼピン系の睡眠薬などがあります。BPSD※がある認知症患者さんが身体疾患治療を受ける場合は、BPSDの悪化やせん妄を発症することを想定し、環境調整や疼痛管理を行います。せん妄発症要因となる鎮痛薬もあるため、使用後の観察も綿密に行います。
※BPSD(行動・心理症状): BPSDとは、記憶障害などの中核症状にさまざまなストレス(痛みや苦痛、環境変化、性格、介護者の要因など)が加わり引き起こされる認知症症状のことです。以下、症状の例です。
行動症状:徘徊、暴言・暴力、性的逸脱行動、不穏・興奮、焦燥、拒絶、無為など
心理症状:幻覚、妄想、不安、抑うつなど
引用参考文献など
1)桑田美代子.中島紀恵子編.認知症の病態と治療.認知症の人びとの看護.医歯薬出版,2017,83p.
2)斎藤文恵.飯干紀代子編.コミュニケーション支援.認知症のコミュニケーション障害 その評価と支援.医歯薬出版,2015,82-83.
3)公益社団法人日本看護協会編.認知症ケアガイドブック.照林社,2016,325p.
4)高山成子ほか.中島紀恵子編.治療を受けている認知症の人の看護.認知症の人びとの看護.医歯薬出版,2017,153-164.
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