2020/12/26 のクイズ
- 1. 普段は食べられるものでも、食後、運動することでアナフィラキシーショックを起こすことがある。
- 2. アナフィラキシーの多くはIgM、IgGが関与して起こる。
- 3. アドレナリン投与の第一選択は静脈内投与である。
- 4. アナフィラキシーが起こったら患者さんは回復体位(側臥位)にするのが望ましい。
挑戦者10100人 正解率53%
アナフィラキシーとは、アレルゲンの侵入により、複数臓器や全身性に即時型のアレルギー反応が引き起こされ、生命に危険を与え得る過敏反応のことを指します。これに血圧低下や意識障害を伴うものをアナフィラキシーショックといいます。
- 1. 普段は食べられるものでも、食後、運動することでアナフィラキシーショックを起こすことがある。
-
正解
食物依存性運動誘発アナフィラキシー(FDEIA)と呼ばれ、アレルゲンとなる食品を摂取し4時間以内(多くは1~2時間以内)に運動をするとアナフィラキシー症状が現れるというものです。原因物質は小麦が多いとされています。
- 2. アナフィラキシーの多くはIgM、IgGが関与して起こる。
-
不正解
アナフィラキシーは、IgE抗体によって起こります。
- 3. アドレナリン投与の第一選択は静脈内投与である。
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不正解
第一選択は筋肉注射です。静脈内投与は不整脈、高血圧などの有害作用を起こす可能性があり、半減期も早いため、推奨されません。ただし、筋注に対する反応不良例や、心肺蘇生の状況では静脈内投与が行われることもあります。
- 4. アナフィラキシーが起こったら患者さんは回復体位(側臥位)にするのが望ましい。
-
不正解
アナフィラキシー発症時の初期対応は、原則として、立位ではなく仰臥位にし、ショックがある場合は仰臥位で30cmほど下肢挙上し、息苦しさが見られる時は少し上体を起こします。回復体位にするのは、意識障害があり、かつ心肺蘇生不要の場合です。なお、嘔吐した時は側臥位(回復体位)にした方がよいでしょう。
引用参考文献など
1)Anaphylaxis対策特別委員会編.日本アレルギー学会監.アナフィラキシーガイドライン,2014,p25.(2020年11月閲覧)
2)清水称喜.中田 諭編.アナフィラキシー.小児クリティカルケア看護 基本と実践,南江堂,2011,282-285.
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