状況設定問題(174問)  急性期の子どもと家族への看護

第107回 午後100問

次の文を読み問題1に答えよ。
A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500mL摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32℃であった。15分休憩し練習を再開したところ、A君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。

問題1
B教諭が病院に電話連絡したところ、熱中症の疑いがあるため、A君をタクシーで病院に連れて行くこととなった。このときのA君の意識は清明で、体温は 38.7℃であった。

病院到着までに、看護師がB教諭に指示する処置として適切なのはどれか。
  • 1. A君の体を冷やす。
  • 2. A君に水を飲ませる。
  • 3. A君の上体を高くする。
  • 4. 中枢から末梢に向けてA君の手足をマッサージする。
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