ミスが多い後輩の対応に悩む|現役看護師かげさんの明日を生き抜く看護メンタル(24)
『現役看護師かげさんの明日を生き抜く看護メンタル』より転載。
今回は「ミスが多い後輩の対応に悩む」というお悩みに答えます。


業務量を調整して余裕を生む
ミスを繰り返さないための努力、というのは本人の心がけ次第ではありますが、周囲からの働きかけでミスを減らすことができることもあります。
まずは、後輩のミスが多くなった背景に注目しましょう。
業務量が多すぎた、苦手な患者さんの対応に苦戦した、単純に勘違いしていた……などなどいろんな事情があったと思います。
こちら側も適切なサポートをするために、「あの子はいつもそうだから」と決めつけないようにしましょう。
もっとも多い要因は「業務量が多すぎた」です。
この場合、当たり前ですが業務量を減らすのが最善策です。
私の場合は、受け持ち患者さんを1人自分が代わりに担当したり、自分が休みのときは同僚にサポートをお願いしたりしていました。
後輩側から頼むことも本当は大事なのですが、遠慮してなかなか言えないものですよね。
事前確認をこまめにして予防する
また、後輩がミスをする前に先手を打って予防しておくのもひとつの手です。
何度も同じ質問してくる後輩がいるなら、前もってマニュアルを見てもらう。
質問される前に「わからないこと、ある?」と尋ねてみる。
処置の準備をしている段階で「今日の処置はこういう内容だけど、手順とか必要な物品とかは理解できてる?」と事前確認してあげる。
そうすることで、後輩は「ここでこういう準備をしておくとミスをしないんだ」と学ぶことができます。
自分としても、処置の最中などバタバタしているときに後輩から「これ何ですか?」「次はどうすればいいですか?」と聞かれるとイライラしてしまいますが、忙しくなる前に「わからないこと、ある?」とこちらから聞くのであれば心に余裕を持てます。
そういう働きかけを続けているうちに、後輩の経験値が増えていって徐々にミスが少なくなっていくのではないでしょうか。
伝わるように落ち着いて話す
最後に、ミスが多い後輩への対応で重要なのが、感情的にならないこと。
ミスを繰り返す後輩に対して変わってほしいと思う気持ちは理解できますが、感情をぶつけて叱ってしまったら、相手の頭の中は「怖い」「逃げたい」という感情で支配され、こちらが伝えたいことは結局伝わりません。
問題を建設的に解決するためにも、心を落ち着けて指導をすることを心がけましょう。

病棟看護師、保健師、呼吸療法認定士、終末期ケア専門士。
看護師・看護学生に向けたわかりやすいイラストでの医療知識の解説で、ファンを増やし続けている。著書に永岡書店『ホントは看護が苦手だったかげさんのイラスト看護帖〜かげ看』、南江堂『かげさんのイラストで学ぶ 心電図と不整脈めも』など。
看護roo!では『看護師かげと白石の今週のモヤッと』を連載。
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