仏発の認知症ケア法「ユマニチュード」
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【ナース知っ得ニュース 2014/09/24号】
認知症ケアの新技法である「ユマニチュード」。この手法は、フランス国内ではすでに400を超える医療・介護機関が導入しており、日本でも2012年に紹介され普及が進んでいます。
国内普及を目指す静岡大大学院の研究グループは、映像を使ってユマニチュードの習熟を促すツールの開発をはじめています。
認知症ケア「ユマニチュード」の習熟手助け(中日新聞)

患者の目線に立ち、優しさを伝える技法「ユマニチュード」
「ユマニチュード」とは、認知症の高齢者とのコミュニケーションの改善をねらいにした技術です。この技術を使ってケアを行うことで認知症患者さんが安心感を得、暴力や無気力などを改善する効果が期待されています。
実際に導入が進むフランスでは、この手法を用いたことで周囲に当たり散らしていたおじいさんが急に穏やかになったり、看護師に体を拭いてもらうのを嫌がっていたおばあさんが笑顔に変わったりという変化が実証されています。
「ユマニチュード」の技法は、「見る」「話しかける」「触れる」「立つ」という4要素が基本になっています。
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◇威圧感や支配されている感じを与えないよう、同じ目の高さで近い距離から見つめる。
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◇ケアを行うときには、自分の行為を実況中継するように話しかけることで、「何をされているか」を伝えて安心感を与える。
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◇車椅子を押すときには、患者さんの肩に触れる。
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◇立ち上がらせるときには、腕をつかむのではなく、本人が動く力をいかすように下から触れ、支える。
上記のような4つを基本行動とする150以上の具体的な技術が体系化されています。
「認知症患者の暴力には理由がある」考案者の思い
「ユマニチュード」を考案したのはフランス人のイブ・ジネストさんという男性。
開発のきっかけは、高齢者の移動介助時に、認知症の患者にかまれて叩かれた自らの経験でした。暴力には何か理由があるはずだ、という考えから、高齢者ケアの技法が生み出されたのです。
先日、ジネスト氏は日本を訪れ、「ユマニチュード」を試行している病院主催の、静大浜松キャンパスで開催されたミーティングに参加。看護師による実際の認知症ケアの様子を映した動画に対して、「相手の腕を掴むときは上からではなく、下から支える」「話しかけるときは前向きな言葉で優しく繰り返す」などの細かい指導をしました。
自身の介護の様子を撮影・分析できるツールが開発中
「ユマニチュード」の普及を目指す、静岡大大学院情報学研究科の竹林洋一教授の研究グループでは、現在、「ユマニチュード」習熟に役立つツールの開発を進めています。
「ユマニチュード」には、相手を見つめる時間の長さや手の添え方、動作の順番などが細かく定められているため、習熟には繰り返しの練習や確認が必要だといわれています。
そこで、介護の様子をビデオ撮影したものをパソコンで分析し、「ユマニチュード」の正しい技術とのズレをチェックできるツールは習得に役立ちます。
竹林教授は、優れた看護師の達人的なケア技術を多くの人々に伝えるために、技術として分析、体系化することを目指しています。
(参考)
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=105284
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3464_all.html
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