【ファインプレー】看護師が「自分で自分を褒めたくなった」10の体験談｜看護師の本音アンケート

2022/06/01

日々の患者さんとの関わりやケアの中で「私って…グッジョブ！」と思ったファインプレーな経験、みなさんも1度はあるかもしれません。

今回は、そんなファインプレーな看護体験を聞いてみました～！

イラスト／なんちゃってなーす（看護師）

文・編集／看護roo!編集部小園知恵（看護師）

元気回復法あります：18％　ない：80％　その他：2％

「なんかいつもと違う…」患者さんの異常を発見！

オペ後の心タンポナーデを早期発見、深夜に緊急でドレナージしました。（いつまでも新人ナースさん）
夜勤入りで、頭痛があるという患者さんがいた。普通に歩いていたが、吐き気も少しあり血圧が高かった。すぐにDrに報告してCTを撮ったらSAHだった。何がファインかってこれが2年目になったばかりの春だったこと。やっぱり1年目の勉強って大事なんだなと思った。（けんさん）
脳梗塞の経過観察でもうすぐ退院の患者さんとすれ違った時に、ふと違和感を感じた。どうしても気になって、リーダーと先生に相談。診察・再検査したら新規梗塞が発覚、早期治療ができた。新人看護師の「なんかおかしいと思う」というふんわりとした訴えを、きちんと聞いてくれたみんなが超ファインプレーだったんじゃないかと思います。（Ymさん）

誰よりも長い時間を患者さんと過ごす看護師だからこそ、「ちょっとした違和感」「なにかがいつもと違う、おかしい」に気づけることってありますよね。

少しの異変を見逃さずに周りに相談したり、先輩やドクターもその気づきに耳を傾けて検査したりすることで、患者さんへの早期治療につながる・・・って、めちゃくちゃ素晴らしい連携プレー！( ੭ ･ᴗ･ )੭ｱｯﾊﾟﾚ

高齢患者さんが、歩行中に私の前でバランスを崩し転倒しそうに…。とっさにバレーボールのレシーブ体勢で患者さんを支え、頭が床にぶつかるのを防ぎました。とっさの行動で自分でも驚いています。ちなみに、学生時代はバレーボール部でしたが、マネージャーでした…。（ゆずさん）
体幹ベルトをすり抜けた瞬間を、ギリギリで対応できました。（まさん）

どんなに気をつけて対策をしていても、完璧にはなくすのはなかなか難しい転倒・転落…。

そんなピンチな瞬間に立ち会ったとき、目にも留まらぬ速さで「安全確保～！！！！！！」と動ける看護師のみなさん、さすがすぎます＼＼ꐕ ꐕ ꐕ／／

私も一度だけ、患者さんが「今まさに、ベッドから落ちる」という瞬間に遭遇して、猛烈ダッシュスーパーキャッチをしたことがありました。患者さんが無事で本当～～～～～～によかった！という感覚、今でも忘れられません。

病院の外での緊急対応も

飛行機で病人がでて、初対面のドクターと急性腹症の方の処置をすることに。普通に指示を受け、こなす私。飛行機を降りた後、「『よくできるナースだった』と誉められていた」と、たまたまトイレでドクターの会話を聞いていた夫が教えてくれて嬉しかった。（みゆゆさん）
マラソン大会で救護室担当をしていたとき。目の前でランナーが倒れ、素早くバイタル、静脈確保した！我ながらナイス対応。（ゆたさん）

病院の中だけではなく、病院の外でのファインプレーも！

目の前で人が倒れると、院内でも動揺して動けなくなりがち。ましてや院外の緊急事態でテキパキ対応できるなんて、とってもすごいことですよね( ˙◊︎˙◞︎)◞︎

いつもと違うシチュエーションで、自分だったらできるのかな～なんて考えつつ、ちょっとだけ救急法を見直しておこう…と思ったり( ´•ᴗ•ก)

とことん落ち込んだら、なんだかスッキリ★

忙しいとつい後回しになる髭剃り。時間に余裕できた日勤で病棟内の男性患者全員の髭を見て回って綺麗に剃ったこと。（saki ;-)さん）
手が空いたら、爪切りに回る。急性期の病棟はなかなか時間をとれないからこそ、みんながあまりやらないケアをやる。患者さんとコミュニケーションがとれるし、家族も気づいてくれたり、いいことづくし！（にこにこNsさん）
頼まれてないけど、他のスタッフが仕事多重に詰まっているのを把握・空気読めてフォローできてたとき。（チェホさん）

毎日の看護する中、後回しになりがちなケアを率先して行ったり、他のスタッフのこともしっかり見渡して動けたり…っていうのも、超エクセレントプレー！

忙しくて時間がないと、「本当はやりたいけど、優先順位が…」と泣く泣く細かいケアを諦めることや、余裕がなくて周りにうまく声がかけられないことも。

ちょっとしたケア・ちょっとしたフォローで、患者さんだけでなくスタッフも笑顔になれるから、うれしいですね( ˊᵕˋ )♡