看護師は副業禁止?!副業について押さえておきたい基本的なこと|ナース知っ得ニュース番外編

【週刊】ナース知っ得ニュース 2014/5/26号(号外)

ナースが知って得する?気になるニュースを、編集部が厳選してお届けします!週1回更新。

 

先日、女性看護師が風俗店でアルバイトをしていたことが判明し、懲戒処分が下されたというニュースが報じられました。世間一般的には処分されるべくしてされたのでは、という風潮になっていますが、そもそも看護師が副業をすることについて、法的な規定はあるのでしょうか? この報道を契機に、看護師をはじめとした医療従事者の副業について調べてみました。

 

看護師の副業について調べてみた。|ナースの知っ得ニュース|看護師専用Webマガジン【ステキナース研究所】

 

看護師は副業をしてはいけないの?

公立病院に勤務する看護師が副業を行うことは、公務員として副業禁止違反に相当します。この規定は地方公務員法38条に定められています。

 

しかし、民間の病院に勤めている看護師も同様に懲戒処分を受けるようになるのかといえば、そうではなさそうです。

 

民間企業が従業員の副業の制限をするには、会社の機密が漏洩する恐れ、疲労によって作業効率が落ちること、会社の名誉や信用が傷つけられるリスクがあることなどが認められた場合に限られるとされています。

 

つまり、民間の病院に勤めている看護師の場合、基本的には勤務時間外に他の業務に従事しても問われることはありません。もちろん就業規則で禁じられている場合はNGですが、特に規定がない職場もあります。ただし、会社に対して不利益と思われる場合があれば、副業は制限されます。

 

医療従事者の副業ってNG?

他の医療従事者はどのようになっているのでしょうか?

医師は看護師同様に、公務員としては基本的に副業は禁止されていますが、私立病院などで働く場合、アルバイトなどの禁止はされていないこともあるようです。

その他、医療従事者の中でも、管理薬剤師は少々例外です。薬事法によって、薬局以外の場所で業として薬局の管理その他薬事に関する実務に従事するのが禁止されているからです。ただ、薬事とは無関係の仕事であれば問題はないという側面もあります。

 

副業について気をつけたいこと

先にも紹介したとおり、民間の病院であっても服務規程で副業が禁止されている場合があります。自分が勤めている病院の規定が不確かな場合、一度確認しておく必要がありそうです。

就業規則で特に副業が禁止されていなくとも、本業に支障をきたす仕事は避けたいところです。副業をする場合には、体力面・精神面で無理のないような仕事を選ぶ必要はあるでしょう。

また、副業で得た所得は20万円以下であっても確定申告することで税金が戻ってくることもあるので、覚えておきたいところです。

 

(参考)

懲戒処分:風俗店でバイト 女性看護師を処分 大阪(毎日新聞)

女性看護師が風俗店でアルバイトをしたら懲戒処分を受けるのか?(ハフィントンポスト)

 

※2014/6/2 修正
引用したニュースの病院は2014年4月より府立病院から非公務員型になっており、「公務員としての副業禁止違反」には相当しないと確認いたしましたため、記事の記載を修正いたしました。

 

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