最終更新日 2023/10/31

パルスオキシメーター

パルスオキシメーターとは・・・

パルスオキシメータ(ぱるすおきしめーた、pulse oximeter)とは、非侵襲的皮膚を通して動脈血酸素飽和度(SpO2)と脈拍を測定するための装置である(図1)。
 

図1パルスオキシメータ

パルスオキシメータ

 

【使用方法】
赤い光の出る装置(プローブ)を手指に挟んでSpO2を測定する(足の指や耳たぶにはさんで測定できるものもある)。プローブの発光部からの光を受光部のセンサーで検知し、その光を吸収した値からSpO2が計算される。

 

【使用時の注意点】
パルスオキシメータの測定値に誤差が生じる原因として以下が挙げられる。
・装着不良
・体動
・電磁波(携帯電話や電気メスなどの医療機器の使用中など)
・外部光〔周囲の強すぎる光(屋外での測定など)〕
・血管の収縮や圧迫による測定障害
・マニキュアや皮膚の色素沈着など

 

【引用・参考文献】
1)日本呼吸器学会.Q&A パルスオキシメータハンドブック.(2023年6月閲覧)
2)日本呼吸器学会.よくわかるパルスオキシメータ.(2023年6月閲覧)(2023年6月閲覧)

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