最終更新日 2018/08/06

残尿感

残尿感とは・・・

残尿感(ざんにょうかん、residual sensation of urine)とは、膀胱内に尿が残っているかどうかにかかわらず、排尿後も尿が出切らない感じ、尿が残っている感じがあるという症状を指す。

【原因】
■男性に多い残尿感
原因として前立腺肥大や前立腺炎などがある。前立腺肥大では、膀胱から尿道出口の間で通過障害を来すことで生じる。前立腺炎では、前立腺の炎症により膀胱が刺激され、知覚異常を来すことで生じ、頻尿、排尿時痛などを伴うことが多い。

■男女かかわらず起こり得る残尿感
膀胱炎(急性・間質性)や神経因性膀胱などがある。膀胱炎では、感染によって生じる膀胱の炎症が、知覚異常を来すことにより残尿感が生じる。神経因性膀胱は、子宮直腸の手術後、脊髄の病変など、膀胱に関係する神経の機能障害が原因で知覚異常を来すことによって残尿感や尿失禁が生じる。

執筆: 片上大輔

神戸市立医療センター中央市民病院 救命救急センター 救命救急センター

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