最終更新日 2019/04/19

グリア細胞

グリア細胞とは・・・

グリア細胞(ぐりあさいぼう、glial cell)とは、中枢神経系を構成するニューロン(神経細胞)以外の細胞のことである。神経膠細胞とも呼ばれる。哺乳類では、神経細胞の数倍から数十倍の数のグリア細胞が存在している。

【分類】
形態や機能によってアストロサイト、オリゴデンドロサイト、ミクログリア、上衣細胞の4種類に分類される。
■アストロサイト
アストロサイトは脊髄に特異的な星型のグリア細胞である。星状膠細胞ともいう。血管系とニューロンを結びつけ、神経系の構築、神経伝達物質の取り込み、血液脳関門の形成などの重要な役割を果たしている。最も大きく数も多い。これまでは脳内の構造の支持や環境維持の役割を担うと考えられてきたが、最近は脳の情報処理にも積極的に関与することが明らかになっている。
■オリゴデンドロサイト
オリゴデンドロサイトはいくつかの短い突起を有する細胞である。希突起膠細胞ともいう。中枢神経系のニューロンの軸索に突起を伸ばして巻きつくことで髄鞘(ミエリン)を形成し、活動電位の跳躍伝導により信号の伝達速度を高めている。
■ミクログリア
ミクログリアは脳における免疫機構を担っており、神経細胞の修復や貪食による脳内の不要物質の除去などの役割を果たしている。小膠細胞ともいう。
■上衣細胞
上衣細胞は脳室系の壁を構成し、その表面を覆っている。詳細な機能は不明だが、繊毛を有しており、脳脊髄液の循環などに関与していると考えられている。

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