看護用語辞典 ナースpedia キーワード:食道がん

食道がんとは・・・

最終更新日 2018/11/16

食道がん(しょくどうがん、esophageal carcinoma)とは、食道に発生する悪性腫瘍のことである。

【病態】
日本では、食道がんの90%以上が扁平上皮がんであり、胸部中部食道が好発部位である。60歳以上の男性に多いとされている。
早期発見例や治療技術の向上に伴い、生存率は改善傾向であるが、食道は漿膜に覆われていないため、悪性腫瘍が周囲の臓器に転移しやすく、消化器がんの中では予後不良である。

【症状】
発症早期には無症状である。進行すると嚥下障害などの自覚症状が出現するため、症状が出現した頃にはすでに進行がんであることが多い。

【原因】
扁平上皮がんでは飲酒、喫煙、腺がんではバレット食道、アカラシアが危険因子となる。

【検査・診断】
上部内視鏡検査の所見、生検により診断する。また、上部内視鏡、超音波内視鏡、CTなどで病変の進行度や転移の有無を調べ、全身状態を考慮した上で治療方針を決定する。

【治療】
治療としては、早期がんの場合は内視鏡的治療が選択される。早期がん以外で外科的切除可能な場合は切除、切除不可能な場合は化学放射線療法が選択される。

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64歳の男性患者さん 。心不全が再発し、入院することになりました。内服薬の管理・食事の制限ができていないことが問題となっています。独居で支援者はいません。栄養士からの栄養指導を実施しましたが、「1人暮らしで食事なんて作っていられない。3食ちゃんと食べているのだからそれでいいだろう。病院の食事なんて味が薄くて食べられない」と話し、食事療法を取り入れるつもりはない様子です。この患者さんへの看護師の介入方法として、最も優先すべきものでしょうか?

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