最終更新日 2019/09/30

膀胱瘻

膀胱瘻とは・・・

膀胱瘻(ぼうこうろう、bladder fistula)とは、下腹部から経皮的に膀胱にカテーテルを入れ、尿道を介さず排尿(膀胱内のドレナージ)を可能にする外科的処置の一つである。

腫瘍、前立腺肥大症、外傷、手術などで、膀胱の収縮力が低下したり尿道が閉塞したりして排尿機能が障害された場合、一般的には(経尿道的に)膀胱留置カテーテルが用いられるが、それが困難な場合は膀胱瘻を用いる1)

膀胱瘻は、造設術が比較的簡単なことに加え、尿路感染症や腎機能障害など予後に影響する合併症の頻度は低いため、有用な尿路変更法とされている。

しかし、患者によっては尿漏れを起こすなど管理が困難といったデメリットもある。

なお、膀胱瘻は一時的な目的で造設する場合と、造設後も永続的に管理する場合がある2)

 

引用参考文献
1)西村泰司ほか.“膀胱瘻の現状:特に合併症と患者ケアについて”.J-STAGE.
2)“脊髄損傷における排尿障害の診療ガイドライン 治療 6.膀胱瘻”.Minds ガイドライン ライブラリ.

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